訃報2


わが国の苦しみとちょうど時を同じくしたかのように、
サティア・サイババの肉体も傷んでいた。
サイババが亡くなることを私が知ったのは、4月23日(土曜日)、
逝去の前日である。
どのようにしてそれを知ることになったか、その理由をここに記すことはできないが、
聖者カードゥヴェリの予言のなかにも、
サイババの魂がすでに世界を巡って多くの人に祝福を与えていること、
非常に近い将来(原語は『もうすぐにでも』)、肉体の衣を脱ぐこと等が記されていた。
とりわけ興味深かったのは……


それに続く次のような記述である。
『(そのような未来がわたしには見えるが)
 それでも、シヴァ神の御心はわたしの理解を超えており……』
まるで真実が、その全貌を露わにするのを恥じらうかのごとく、
葉はここで途切れていた。
あと数行か、または数語でこの章が完結するであろうことは、
全体の流れから読み取ることができたが、
この部分は、いまだ見つかっていない。


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