震災


このたびの震災にあわれたすべての皆さまに、
謹んで、心よりのお見舞いを申し上げます。
また、会員の皆さまに関しましては、
この数日、私自身個別に情報収集に務め、
多くの皆さまのご協力もあって、
東日本にお住まいのほとんどの皆さまが無事でおられることが分かりました。
逆に「無事ですか」とのお問い合わせメールを数多くいただき、
大変恐縮するとともに、そのすべてに返信したつもりですが、
仮に返信洩れがありましたらお許しください。
会員の皆さまのなかでいまだ行方の分からない方、
大きな困難に逢われている方をご存知の皆さまは、
info@art-sci.jpまでお知らせください。
また、ご無事の方も是非、その旨お知らせいただければ幸いです。
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「万難」の次に「震災」をブログに書かねばならなくなるとは、
もちろん私も思っていなかった。
しばらくの間、ブログが掲載できなかった理由は他でもない、
まったく時間がなかったからだ。
特に週が明けてからは連日、聖者の指示により、浅草や鎌倉に行っている。
指示は突然に出てくるのであるが、
この時期、他の皆さんになるべく迷惑をかけないよう、
できる限り当事者とのみ迅速に移動し、
速やかに帰還するよう務めている。
普段ならば週に一回か二回、心楽しく、静かで敬虔な小巡礼の旅となるが、
今は心引き締まる思いだ。
聖者は明らかに、この時期、浅草や鎌倉などの聖なる地で、
より密度の濃い瞑想をするよう指示しておられるわけだが、
これから分かるもう一つのことは、
少なくとも現時点では、こうして動き回っていても大丈夫だということだ。
もし、そんなことをしてはいけないということであれば、
必ずそのような指示がでるだろう。
そのときは、個人情報を保護した上で、このブログに速やかに掲載するが、
私自身は依然、そのような事態には至らないだろうと思っている。
こんなときには、さまざまな噂が飛ぶものだ。
そのなかには、いわゆる“流言蜚語”の類から、
多数の、善意のものも含まれる。
もっとも人気のある、古典的な言い方は……


「政府(または電力会社)は、情報を隠している」というものだ。
もちろん、こんなとき、情報のすべてが開示されているわけではないだろうが、
しかし今の時代、戦時中の大本営発表のような状態にわれわれがあるかといえば、
そのようなことではあり得ない。
政府も、電力会社も、分からないことは分からないだろうし、
あやふやなことは言わないし、また、
言う必要もない。
皆さまにおかれては、まず身の安全を確保された上で、
粛々と事態に対処していただきたいと願っている。
また、自らを危険にさらしながら原発関連の作業にあたっておられる
東京電力やその下請けの作業員の皆さま、自衛隊や警察の皆さまには、
この場を借り、心よりの敬意と感謝を申し上げたい。


カテゴリー: 人生 パーマリンク

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