現在、瞑想をお教えした皆さんの多くが、
その英知を与えてくれた国においてそれぞれに儀式を捧げ、
チャリティを行なっている。
この日は、孤児院の食事に加えて、ティルヴァンナマライのシヴァ神、
パラニ山のムルガ神、ティルチェンドールの同じくムルガ神、
チダンバラムの女神カーリーらに特別な儀式を捧げるよう、
アレンジしてくれているという。
それらは私の名前で出してくれるというので、私は、
私の周囲で現在苦しんでいる人の名前をまず吟唱してもらえるようお願いし、
個別の名前を彼らに告げた。
これらの儀式の功徳が……
必ずその人たちに及ぶように。
また、当然、それは私が瞑想をお教えした人たちにも大いに及ぶ。
このような私に、誕生日、過ぎたプレゼントをいただいた皆さまにも、
これらの儀式を通じて、感謝の心をお伝えしたい。
こうして、今年の誕生日は、
常日頃の体たらくをわずかに補ってくれるようなかたちで過ぎていき、
図らずもまた一つ、私は歳をとったのだった。