2月12日を迎え、この日も淡々と通常の仕事が始まった。
毎年、この時期は瞑想をお教えした皆さんお一人おひとりと
きわめて深い時間を過ごすが、
この日も何人かの方と一緒に浅草に行くことになり、
浅草寺で聖観音菩薩と不動明王、そして愛染明王を礼拝した。
その際には、スタッフも連れていって食事をさせなさいという指示があったので、
日頃から何かしてやりたいと思っていたスタッフに対して、
ちょうどよい機会となった。
もともと、インドには、自分にとっての慶事があったら、
なにかをもらうこともあるが……
逆に何かをする、という習慣がある。
特にその日、布施や寄付を行なうことは、大変吉祥なことだとされる。
この日に何人かの方にお食事を差し上げ、
神々を拝礼できたのは幸いだった。
もし本当に自分で仕事だけしていたら、そうはいかなかっただろう。