旅日記34


4月26日
この旅の間に、私はもう一人の聖者にお目にかからなければならなかった。
この聖者自身、サイババに帰依している方だ。
二日間にわたる会見の終わり、聖者は大量の神聖灰を渡して言った。
「ヴィブーティをお持ちください」
「はい……」
「サイババ様からいただいたものです」
「そのような貴重なものを……」
 そう申し上げても、聖者はまったく気にすることなく、これを私に託された。
こうして、今回の旅が完結した。
すべては恩寵のなかに完結したのであるが、
しかし、何をどう思い出しても……


参加された皆さんそれぞれのことが脳裏に蘇る。
困難なときも、不平の一つも言うことなく、巡礼を続けてくれた。
どんなときも、祈り続けてくれた。
このような人たちと一緒に聖地を巡礼できた自分はなんという幸せ者かと、
私は今もそう思うのだ。
集合

思い出に残る、旅の皆さん(ゴアにて)


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