インドへの旅


大いなる英知に触れるため事務所にこもり、
会員の皆さんと個別の時間を費やし始めた頃は、まさに厳冬。
数々の奇跡を見、感動している間に、
いつの間にか桜の咲く季節となっていました。
こうして春がきて、夏となり、秋が深まるとまた一年が終わります。
一回の人生も、そのようにして速やかに終わるに違いないと感じてしまいます。
インドに発つ日も近づいてきました。
参加される皆さんは、期待と不安の両方がおありのことと思います。
結果的に、この二カ月間、
20回以上も浅草や鶴見、鎌倉の寺社仏閣を巡ることとなりましたが、
そこで行なった礼拝や瞑想のすべてが、
同時に今回の旅に臨むためのものでもあったに違いないと思っています。
昨年、聖者ナーラーヤニ大シャンカラーチャーリヤにお目にかかった際も、
実際にお目にかかれるかどうかは直前まで分かりませんでした。
今回もまた、サイババの所在を含め、
すべては大いなるものの意志のままにしか進まないと覚悟しつつも、
しかし人間の力でできることについては最大限の努力をしてきました。
ただ、いずれにしても、どこにいたとしても、
人生自体が困難な旅であることに変わりはありません。
さて、今年は謹んで、サイババのアシュラムにお邪魔しようと思っていますが、
ルルドに行くときと同様、
手紙を持って行ってほしいという方がおられました。
現在、サイババに直接手紙をとってもらうのは困難な状況のようですが、
試みてみます。
手紙を託したいという方は、
4月9日必着で、株式会社ライトフィールドまでご郵送ください。
また、昨年の旅行では、11組の貧しいカップルのための結婚式をお出しした際、
皆さまから託された奨学金を学生の代表に手渡すことができました。
結婚式

結婚式を挙げた11組のカップル

カップル

カップルのうちの一組

皆さまからのご寄付70万円は、
学生12名と身障者の皆さんのために使われました。
セミナーの際にもご報告したように、
昨年12月、聖サバリ山に巡礼した際
そのうちの一人Chitraさんが面会に訪れ、皆さまへの感謝の気持ちを託されました。
(彼女はこのお蔭で進学が可能となり、スポーツ奨励賞をとりました!)。
chitra

お礼に来てくれたChitoraさん

今回も皆さまから、
インドで使ってほしいというお金を託されることがありますが、
今年は特に、治療費が払えなくて苦しんでおられる
病気の方を支援したいと思っています。
母子

ガンの窮状を郡の助役に訴える母子

また、昨年の旅でホーマの儀式にあずかったチダンバラム
──ナタラージャ寺院とカーリー寺院で有名です──
の身寄りのない老人ホームでは、
古く汚れた食器、炊事・洗濯用具、寝具などの生活必需品をどうしても買い換え、
補充しなければならない時期に来ているので、
それらに用立てることも計画しております。
私自身は旅行後インドに残り……


これらのことをすべて行なって帰国します。
日本がゴールデンウイークに入ろうというその時期、
すぐに福岡に飛び、瞑想をお教えできるのを楽しみにしています。


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