思い出に残る昨年の『大いなる生命と心のたび』の最終日、
皆さんとチェンナイの空港に向かう前、
ホテルで美味しいお食事をいただいた。
そのとき、目の前にいた一人の方が言った。
「ねえねえ、来年はサイババに会いに行こうよう」--
もともと、皆さんをお連れしてインドに行くことを私は恐れ、
いつの日かそうしなければならなくなることも恐れていた。
昨年の旅があのような忘れられないものになったにもかかわらず、
私はなお、サイババに会いに行くことを躊躇していた。
が、このときの無邪気そのものの一言はなぜか私の背中を押し……
謹んで、感謝を込めて、
サティア・サイババにお目にかかりに行くことに心を決めた。