旅日記24


7月9日-6
今回、クマーラクディでガネーシャ寺院と、
9つの惑星の祠ができたのだが、
数年前、こんなことがあった。
このガネーシャ寺院の近くで、僧侶が恒常的にとどまり、
マントラや儀式を捧げる場所がないということだったので、
そのような小さな場所を一棟、お造りしたのであった。
2003年頃の、春から夏にかけてのことだったと記憶している。
同じ年の秋、「女神サラスワティの予言」が出てきた。
そのなかに、女神の言葉として、
私が僧侶に唱えてもらうべきマントラが記されていた。
『それはわたしのマントラ、サラスワティ・ヴァシア・マントラです。
 5マンダラ(240日)の間、毎日1008回。
 その間、毎日、9人の貧しい人に甘いものを差し上げなさい。
 また、9つの金属製の容器に9つのココナッツ、
 花・果物・甘味、樟脳、線香、ビートルなどをお供えし、
 毎日プージャを行ないなさい。
 このマントラは、儀式のための専用の館で毎日唱えられなければなりませんが、
 それが、あなたが建てた場所で最初に唱えられるマントラとなります……』
ちょうど、儀式のための小館ができた直後に……


この予言が出てきたのだった。
このような場所を、一般の人に見せることはまずないので、
その後、私自身も内部を見たことがなかったが、
今回、日本からおいでになった皆さんにはなかに入っていただき、
祈りを捧げていただくことができた。
このようなことを、太古の昔から神や女神が計画し、
予言の葉に残してくださっていたかと思うと、
ありがたさに言葉もない。
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儀式のための小館


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