インドへの旅 4


ところで、インドではどんな服を着たらいいですかと、ときどき聞かれる。
インドで一般に女性が着るのは「サリー」と思われているかもしれないが、
サリーは機能性が必ずしもよくないので、
おそらく、「パンジャビ・スーツ」を好んで着る人のほうが多いだろう。
男性は、北インドならパジャマ・クルター(クルター・パジャマ)、
南インドならドーティ(上半身はシャツか裸)が一般的だ。
私自身は、着易さから、パジャマ・クルターを着ているが、
南インドで着ていて、変に思われたことはついぞない。
(私は、ヨーロッパの巡礼でもしばしばパジャマ・クルターを着る)
言うまでもなく、インド旅行の際、特にインド服を着る必要はない。
日本の夏を過ごせるような服なら問題はなく、
ただ、寺院に入るときにはブルーのジーンズは遠慮したほうがよいかもしれない。
夏用の服といっても……


肌をあまり露出しないのが、文化的にも、日焼けを防ぐ意味でも正解。
また、バスの中は冷房が効くかもしれないので、
何か羽織るものがあったほうがよいかもしれない。
ところで、
マハリクマハリタ……は、もちろんマントラの一種です。
あの創造性のかたまりのような横山光輝が考えたか何かされたのでしょう。
世の中に本当に“呪文”というものがあって、効力があることを、
彼は知っていたのかもしれません。
宮崎駿の『千と千尋の神隠し』は大ヒットしましたが、
あのような世界を宮崎駿は知っているか、
またはリアルに誰かから取材して、
あの映画を創作したのではないかといわれています。
ちなみに、今夜日本テレビ系では、『風の谷のナウシカ』をやるようですが、
何を書いても可笑しい少年ヤマトくんや、
箸が転んでも可笑しい少女KANAMIさんも、
テレビの前で鑑賞されるのでしょうか。


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