聖書 2


『聖書』といえばわれわれが思い浮かべるのは、イエスの言行を記したものである。
だが、人類の持つ『聖書』はそれだけではない。それぞれの人に、それぞれの「聖書」がある。自分の人生を変えた、最も大きなインパクトを与えた書物が、それぞれにあるものだ。
亡くなった宮下富美夫さんは、私の『真実のサイババ』を「現代の聖書だ!」と評してくださったことがある。が、もし、真に聖書の名にふさわしい書物を一つだけ挙げよと言われたら、私は迷わず『バガヴァッド・ギーター』を選ぶ。
西洋の聖書も旧約聖書は分かりにくいが、イエスの言行録の部分はたとえ話などがふんだんに用いられ、大変分かりやすい。
それに比べて、この「東洋の聖書」は少々難解だ。だが、そのなかでは神の化身クリシュナが、真理そのものを直接的に述べている。


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