黄金週間


4月29日から10日間に及んだ黄金週間も、今日で終わる。行楽や、家族の団欒を楽しんだ方もたくさんおられたに違いなく、そんなことを想像するだけでも心楽しい。
この10日間のうち、実際に何日くらい休んだかはまったく人によるだろうが、新聞には、所得の高い層ほど黄金週間中の休みの日数が多い、という統計が出ていて興味深かった。
お金持ちほど忙しく働いているのかと思うと、彼らはたくさん休み(たぶん海外などへもお出かけだろう……)、所得の少ない層ほど休みも少ないというのである。
そんなものかもしれない。私も、この10日間に2nd STAGEが二期、1st STAGEが一期あり、一日も休みはなかった。だが、受講生の皆さんのおかげで、この上なく幸せだった。
 そんなことを地方の友人に新聞記事込みでメールしてみると、なんと彼は、「俺はの上を行く」と胸を張った。
聞けば、彼は4月に何かのことで会社を休んで以来、一日も休んでいない。もちろん、土日・祝日、黄金週間含めてである。次の<プレマ・セミナー>目指して上京してくるというが、当然、その日まで休まない。
では、さぞかし高給を取っているかと思いきや、「俺ほどよく働き、かつ収入の少ない者が他にいたら教えてくれ」と、ふたたび胸を張った。
「なぜ、おまえのような愚鈍な者に聖母は現れたのです?」
そう聞かれて、「私より愚鈍な者がいれば、聖母はその方にお現れになったに違いありません」と胸を張って答えた、聖女ベルナデッタを彷彿とさせる。


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