朝食前、多くの方は教会と修道院を見学したらしい。なんと、たまたま時間外で修 道院に入れてもらえた方がいて、彼女は聖トマス・アクィナスの柩を見たと、興奮気味に帰って来られた。
古都トゥールーズを出発すると、南フランスの田園風景を両手に見ながら、3時間後にはルルドの町並みが見えてくる。
昼食後、早速皆さんを水浴場へご案内すると同時に、私は日本からあずかってきた手紙の束をもってご出現の洞窟へ。後ろに並んでいる皆さんの視線もなんのその、一通一通、お名前を確認しながらマリア様宛てのポストに入れていく。
夕方には、ほぼ全員が揃って施療院の見学に向った。施療院の責任者であるフランス人シスターのご案内で、内部をくまなく見学。「弱い人たち、社会で顧みられない人たちも、ここでは神様に愛されたかけがえのない個人として扱われます」
そのためにここで働けるのが幸せだと、シスターは語った。
(クリックで画像拡大)
夜の水泥棒