専用バスで、丘の上からナポリ市内と世界一の湾を見下ろす。
丘の中腹に、かつて村山首相がサミットに来て倒れ、入院したという病院がある。ナポリに着いて、「ナポリを見て死ね、と諺にも言うからのぉ……」と軽口を叩いた首相、本当にナポリを見て“死んだ”のだった。
途中、バスのなかでは、下江添乗員が絶好調、いや、舌好調と書くのか。車内は笑いの渦、渦、渦……。
ポンペイ遺跡の見学後、美味しいイタリア料理に舌鼓をうち、この日の午後は4時間ほどのバス移動である。休憩をはさんで、前半で聖フランシスコの、後半で聖ピオ神父の説明を充分な量準備してきた。……が、いかんせん、笑い疲れ、お腹も満腹になった皆さんに、ちょうど睡魔がやってくる。
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昼食に乱入する
イタリア人中年歌手