海外に発つとき、仕事の整理がつくのはいつも当日の真夜中12時過ぎ。今回もぎりぎりで支度を整え、東京駅に向かう。案の定、車のなかでいくつかの忘れ物に気づく。そのうちの一つは、聖女ベルナデッタの伝記だった。現地では、記憶を頼りにお話しすることを決意する。
しかし、空港で皆さんにお会いすると、それまでの忙しさや患い事を忘れてしまう。もう一度、ヌヴェールで聖女ベルナデッタにお会いしたいと、前回、ルルドにお出でになった方も何人かおられる。添乗員の下江さんが挨拶にたつと、それだけで、顔見知りの人から笑みがもれる。
飛行機は成田を飛び立ち、ミラノを経由。早速、立ち並ぶ免税店に心の一部を奪われる、微笑ましい光景も。
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ひょうきんな下江さん(機内で)