四国巡礼に続き、12日(土)はYさんが、
「霊的講話を聞いた後の50名の方にお食事を差し上げる」よう、
聖者に勧められた日である。
果して、50名の方にお集まりいただけるのか、
もし50名に満たなければ、やり直すことになってしまう……
そんなふうに思っていたが、
それぞれに忙しい皆さん、パーティまで残っていただいた数は、
41、42、43人……で止まってしまった。
定刻前、もうしばらくお待ちして、44、45人。
そして最後に、46人目がおいでになった。
スタッフを合わせてちょうど50名。
聖者の指定どおりの人数で、ゴーヴィンダ倶楽部を滞りなく行なうことができた。
四国から帰っても、お大師様がここまで面倒みてくださったようにも思えるし、
インドの神々のお取り計らいのようにも思え、
両者に違いがあるのかないのか、
渾然一体として分からない。
ところで、今度の20日(日)解説する【バガヴァッド・ギーター】では、
クリシュナ神自らが調息と気息(呼吸)、そして、
実在に至るさまざまな方法について語っている。
この部分、本来は……
<Art3>完成編でお話しする、生命の秘密の部分だ。
また、この日は<瞑想くらぶ>に引き続き、プージャを行なうこととなった。
奇しくもこの日、【バガヴァッド・ギーター】のなかで、
祭祀(プージャ)に関する究極の真実が、クリシュナ神の口から語られる。
皆さまには、まずこれを知的レベルで理解していただき、
続いて実際にプージャに参加していただいた後、
是非とも神々にお捧げしたお食事を召し上がってお帰りいただきたいと願っている。