インドの旅8


ふたたび1時間をかけ、山小屋にもどる途中、
わたし的には信じられないスピードでメールチェックを試みると、
そのなかに次のような一報があった。
『昨年の夏頃から多発していた湿疹が最近治まってきました♪(原文のまま)』
とのことだった。
ちょうどこの時期、偶然とはいえ嬉しい。
申し訳ないことに、今は個別のメールにお返事を書く余裕がないが、
そういうことがあっただけでもよかった。
いまや私には、肌の変調の苦しみが十分すぎるほど分かるが、
そんなことがたくさんあってほしい。
私の知っているところでも、知らないところでも。
私のほうも、自然の治癒力により、ほんのわずかずつ快方に向かっているように思えるが、
皮膚科の医師からいただいた塗り薬を儀式の前・・・


今日も私は肌に塗る。
(あまり効くとは思えませんがなあ・・・)と
ぼそりと言いそうになって笑ったあの無気力な医師の目を思い出しながら。
そして、一見用務員ふうに見えたあの医師が、実はとてつもない名医だったという結末を思い描いてくださった皆さまには、
期待を裏切ってしまったなあと、小さなため息をつくのである。


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