今回、日本のためのパリハーラムを捧げるに当たって、
わが国で最初に行なったプージャは、このカルパスワミに捧げるものだった。
現在、私たち日本人が精神性を忘れ、自然の法則をさまざまに犯そうとしているとき、
本来であればより大きな災厄に見舞われても仕方がないのかもしれない。
しかしなんとか、それを止めていただきたい、
または軽減していただきたいと、われわれは切に願う。
8月14日、わが国の祖先霊たちが地上に戻り、
束の間の時間を過ごしていただくそのときに、
被災地の復旧・復興と、より大きな災厄を軽減していただくため、
そして将来、私たちがそれぞれのダルマを果して地上の旅を終えるため、
いまだ悟りを啓いていないわれわれは、
相対界において強大な権限を持ち、
行使しておられるカルパスワミにふたたび願いを捧げる。
あるいは、神々に願いごとは一切しないという高貴な皆さんは、
ただ、讃美と感謝を捧げてほしい。
そうした、神々との交わりを忘れた社会は、要するに没落する社会であると、
【バガヴァッド・ギーター】のなかで繰り返し、クリシュナ神が語っている。
そして、最近読んだ聖者の予言には……
こうした神々との交流は、誰にもできるわけではなく、
精神性を重んずる人びとがこれを行ない、
見えないところで社会や国家に貢献するのだと書かれている。
14日には、そのためのカルパスワミ・プージャと、
シヴァ神へのアビシェーカ・プージャを、ともに捧げる予定である。
【事務局より】
8月14日は、通常通り1時20分より<プレマ・セミナー>、
その後、<瞑想くらぶ>を行ない、
午後5時より上記の儀式(プージャ)を行なう予定でおります。
参加人数の概要を把握したいので、
希望される皆さまは是非、ご予約をお願いいたします。
なお、菜食と非菜食のお弁当をお捧げいたしますので、
プージャ終了後、皆さまでお召し上がりいただきたく存じます。
ムルガ神