巡礼16

もう一つの講演は、朝日カルチャーセンター横浜で、
『愛について』12月8日にふたたびお話しする。
ちなみに、ルルドにご出現になった聖母マリアは、
「あなたはどなた様ですか?」と何度も問うベルナデッタに対し、
しばらくは微笑むだけで何もお答えにならなかった。
何度目かのご出現でついにお答えになったのが、
『わたしは、無原罪の宿りです』
というあの有名な句で、
今もご出現の洞窟に行くと、美しい聖母像の台にこの文言が彫ってある。
講演は、ルルドから南フランスの聖地、パリを経て帰国した翌日であるが、
この日は【無原罪の聖母】の祝日でもある。
朝日カルチャーセンター横浜のK女史は、まだ20代中盤なのに……

続きを読む

カテゴリー: ヴェーダ | コメントする

巡礼15

講演やセミナーといえば、
今年はあと二回、単発ものがある。
一つは、いつもセミナーで使わせていただいているソフィアビルにある
ソフィア・フィトセラピー・カレッジというところで、
今月26日、アーユルヴェーダ入門のお話をする。
普段セミナーにおいでいただいている皆さんには……

続きを読む

カテゴリー: 医学・科学 | コメントする

巡礼14

明後日から京都で巡礼……ではなく、講演だ。
京都に招いてくださる方が、
西本願寺(聞法会館)の一室を借りてくださるので、
それは本当に巡礼なのかもしれない。
とても気持ちよく、お話も宿泊もできる。
これまで、『ダルマについて』と『愛について』、
それぞれ二時間の講演を行なってきた。
聡明な読者の皆さんはすぐ気づかれると思うが……

続きを読む

カテゴリー: ヴェーダ | コメントする

巡礼12

心と体に関して、ヴェーダは次のように語る。
『意識が実在する。
 肉体は、その粗雑な顕れ。
 心は、その精妙な顕れ』
本来、より粗雑な存在とより精妙な存在のどちらが強いかといえば、
より精妙な存在であることを、
瞑想講座などのときに私はしばしば説明する。
だから、瞑想により意識が精妙なレベルに向う人は、
日常生活においてもより強く、スムーズに生きることになる。
したがって……

続きを読む

カテゴリー: ヴェーダ | コメントする

巡礼11

「どういう脈絡で語られたのかは思い出せないのですが、
 このエピソードは、目に見えない世界の優位性や、
 信仰の力の絶対性を信じきっていた20年前の私にとっては、
 とても印象的な内容でした。
 心のレベルの不調和が体にまで及んでしまった場合には、
 物質レベルでの対処法も大切に考える必要があるのだと気づかされたからです」
……と、神学を専攻していた彼女は述懐している。
肉体上のなにかがあれば、われわれは普通……

続きを読む

カテゴリー: 人生 | コメントする

巡礼10

口内炎になったような私事をつい書いてしまったところ、
たくさんの皆さんからいろいろな解決法を教えていただき、
恐縮している。
そのなかの、興味深いエピソードを一つここで紹介したい。
これを書いてくださった方はキリスト教神学の専門家(女性)、
話されたのは牧師さんで、彼女の大学の恩師である。
その教授の生命倫理学のゼミで、
あるとき、彼の悩みの種だった口内炎の話になった。
ストレスが原因なのは明らかだったので……

続きを読む

カテゴリー: 大いなる生命とこころの旅 | コメントする

巡礼9

霊が見えるという人は、よく、
子供の頃は誰にでも見えると思っていた、と言うことがある。
比べようもなく崇高な例で、
巡礼の旅で訪ねるアルスの聖者ヴィアンネは、
イエスやマリアとしばしば話した。
ただ言葉で話すだけではなくて、
彼は実際にイエスやマリアにお目にかかって話した。
そして、そうしたことは誰にもあるものと長く思っていた。
同様に私は、今まで、
世の中の人のすべてが……

続きを読む

カテゴリー: 大いなる生命とこころの旅 | コメントする

巡礼8

人生は、まさにそれ自体が巡礼の旅だ。
意識だけの軽やかで輝かしい状態から、
この重苦しい頸枷(くびかせ)のような肉体に入るのだから、
無理もない。
肉体の煩わしさにはさまざまなものがあると仏陀は説いたが、
なかでも筆頭に来るのはおそらく「病」だ。
その苦しさは、経験した者だけが知ることになる。
口内炎ができるときは、いつも口の中を誤って嚙んだ後だった。
ところが今回は、嚙んだわけでもないのにできた。
それも、同時に二つ。
何人もの方が個人的なメールをくださって……

続きを読む

カテゴリー: 大いなる生命とこころの旅 | コメントする

巡礼7

慣れないことをあんまり一生懸命主張したせいか……

続きを読む

カテゴリー: 大いなる生命とこころの旅 | コメントする

巡礼6

ここだけの話だが……

続きを読む

カテゴリー: 大いなる生命とこころの旅 | コメントする