聖母

毎月末、メジュゴリエの聖母が語られるメッセージをこの欄でご紹介しています。
2007・11・25
愛する子どもたち!
今日、造られたすべてのものの王であるキリストを祝うとき、
キリストがあなたたちの人生の王であることをわたしは望みます。
与えることを通してはじめて、小さな子どもたちよ、
あなたたち一人ひとりのためのイエスの十字架上の犠牲を
あなたたちは理解できるでしょう。
小さなこどもたち、神に時間をさしあげなさい。
神があなたたちを変容させ、ご自分の恵みで満たしてくださるように。
そうしてあなたたちが、人々への恵みとなるように。
あなたたちにとって、小さな子どもたちよ、
わたしはこの平和のない世界のために、
神から与えられる恵みと愛の贈りものです。
わたしの呼びかけに応えてくれてありがとう。
毎回、聖地巡礼の旅ではさまざまな出来事が起きてきて、
何かを深く教えられる。
今年はどんなことがあるのだろうと思っていたら、
出発直前にあり得ないことが起きて、
早くも、それぞれの巡礼が始まったのだった。
そしてさらに、ルルドやその他の聖地のそれぞれで、
メッセージが待っているに違いない。
この国と、ご縁のあった皆さん、特に……

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為替12

歴史に「もし」はあり得ない。
世界の歴史においても、
個人の歴史においても。
しかし、もしあのとき、ということを思いめぐらすのは、
それなりに興味深いことではある。
仮にもし、蒙古が襲来したとき、台風がこなくて日本が負けていたら、
その後長きに渡って、日本は蒙古の属国になっていたかもしれない。
相撲といえばモンゴル相撲のことで、
歴史上、ついに生まれた日本人の横綱がモンゴル的思考に慣れず、
今頃は謹慎させられていたかもしれない。
もし仮に、あの夜、たまたま信長が本能寺にいなくて、
明智光秀が謀叛に失敗していたら、
織田家が幕府を開いて、今とはまったく違った日本ができていたかもしれない。
もし仮に、日本が戦争に勝つということが起きていたら、
終戦後は1円=30ドル、
今は1円=90ドルなどといった相場になっていたかもしれないし、
ふたたび別の戦争をしてさらに悲惨なことになっていたかもしれない。
自然界はそのようなことは許さず、
適切なところですべてのバランスをとっているはずだが、それにしても……

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為替11

ところで、過去のドル・円相場のなかで、
最大の円高というのはいつだったか。
実はそれは、95年ではない。
明治の頃、開国した日本とアメリカの間で為替が取り決められたらしく、
そのときのレートは、実に1ドル=約1円であった。
それから太平洋戦争開戦前までに紆余曲折を経ながら、
経済成長の違いにより1ドル=4円前後まで上がったが、
御存じのとおり戦争があんなことになって、
円は急激に切り下がった。
それでも、一気にそうなったわけではない。
終戦後、民間の相場が形成される前に、
軍用交換相場というのがあったらしく、それによると……

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為替10

95年当時の円高はあまりに激しく、
ドル換算した日本のGDPが、
今にアメリカのそれを抜くのかといわれたくらいである。
たしかに、あのまま1ドル=70円、60円、50円となっていれば
日本のGDPは世界一となっただろうが、
自然の法則はそう簡単に秩序を崩壊させたりはしない。
あの時、ドルをたくさん買っておけばよかったかもしれないが、
毎日まいにちドルが下がり続け、
各国中央銀行による協調介入も効かないという状況で、
先日1ユーロも買うことができなかったような私が、
ドルを買い向うなどということができたかといえば、
できようはずがないのである。
あのときああしておけばよかった、ということは、すべて……

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為替9

ところで、13日のこの欄で、
ユーロの必要な人は今日買ったらいいかもしれないと書いたが、
幸か不幸か、その前後で、
あの日よりもレートのよい日は今のところ、ない。
しかし私自身は、あの日、レートをたまたま目にし、
これは大変と、昼間に原稿を書いて投稿し、
その後、期せずして続けて鳴った電話に対応などしている間に、
1ユーロも買えなかった。
ドルは安値を更新したというのに……。

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水浴4

「ああ、来てよかった」と最初に思うのは、
実は、バスのなかからルルドの町並みが見えてきたときです。
巡礼者のための小ぎれいなホテルとたくさんの土産物屋さんを、
イヤだと言ってみせる人もいますが、
口ではそう言う人も、実際に来てみれば、
もうそんなことは言えなくなりそうな、
圧倒的な雰囲気をあの小さな街は発散しています。
そして、あちこち歩き回った末、
美しいマリア像に出会ったとき。
自分が水浴したときもそうですが……。
逆に、ルルドをバスが離れていくとき、きまって、
せめてあと一日か二日、いたかった……と思います。
今まで、何日ルルドに滞在しても、
やはり同じことを感じましたので、
今回もそうかもしれません。
参加された皆さんがどう感じられたか、
旅の間にどうかお話しいただければと思います。
将来、ルルドにご一緒する皆さんとは、
そのときに語り合いましょう。
忙しく仕事したり、瞑想したり、聖典をご一緒に勉強したりしている間に……

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水浴3

水浴場に入ったら、すべて前の方がするようにしていればよいのですが、
詳しい資料を行きのバスのなかでお配りします。
トゥールーズからルルドまでのバスの旅3時間は、
ルルドの聖域全景、水浴場に入ったらどうするかなどの他に、
ルルドで起きたことや、
そのキリスト教的、またはヴェーダ的意味合い等々を解説しますので、
そうした知識を得た上で水浴することにしましょう。
「水は冷たくないですか」とのご質問もありましたが……

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水浴2

それぞれの部屋にはボランティアの皆さんが配置されており、
水浴の際には左右から支えてくれます。
また、彼らは私たちのために真剣に祈ってもくれます。
この人びとは、ヨーロッパ中の教会から志願して来られた皆さんで、
一週間、二週間、あるいはもっと長い期間、
こうしてルルドでボランティアをして帰っていきます。
これだけの数のボランティアが志願し、
なおかつにこやかに、整然と仕事している様をみると、
まことに……

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水浴

旅行に参加される方から、以下のようなご質問がありました。
今回参加されない皆さまも、
関心をお持ちでさえあればいつかルルドにご一緒することになると思います。
「答えはブログに載せて」とのリクエストでもありましたので、
すみません、おつきあいください。
「今度、ルルドの泉で水浴するのですが、
 なにか準備するものはありますか?
 水着は必要でしょうか?」
というのがご質問です。
結論から申し上げますと、
水着は必要なく、
なにも準備する必要はありません。
「ルルドの泉」というので、
なにか大きな泉があって、
そこで皆さんが公衆浴場のように水浴する図を思い描きがちですが……

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為替8

あっという間に来週に迫った旅行に行かれる方から、
「お金はどうしたらよいのですか」と聞かれた。
「お金?? お金は……使いましょう!」と言うと怒られた。
さて、先日、この欄に書いたように、
両替ならば、基本的にTCにするのが私はよいと思うが、
乏しい知識で知っているその理由は、
1)現金よりも、レートがよい
2)仮になくしても、再発行が可能である
その反面、不利な点があるとしたら、
i )お店によって、受け取りを嫌がられることがあり得る
ii)現金に両替するとき、手数料をとるところがある
といった点だろうか。
ただ、今までこの旅行で泊まったホテルで、
TCを現金にするとき手数料をとられた記憶が、私にはない。
基本的にカードで買い物するという方もおられると思うが、
有利な点としては、
1)ユーロを余らせて帰ってくることがない
2)嵩張らない
しかし不利な点は、
i )お店によってカードを扱ってないことがあり得る(特に教会など)
ii)円換算される時点を自分で選ぶことができない
ということだろうか。
もちろん有利な点として、
3)とりあえずお金がなくても買い物ができる
ということがあり、また、不利な点として、
iii)請求は、忘れた頃にやってくる
を挙げる方もおられるかもしれない。

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