月別アーカイブ: 2001年4月

集合的意識

 日曜の朝、新聞を見て驚いた。「小泉新総裁誕生へ」という大見出しが、一面トップを飾っているではないか。前の日のエッセーで、「結果は予断を許さない」と書いたばかりだった。  結局、堕落し尽くした自民党にはもう我慢できないと … 続きを読む

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国の将来を決めるもの

 自民党総裁選も大詰めを迎え、連日マスコミを賑わしている。一政党のこととはいえ、実質的に総理大臣が決まるのだから、それも当然である。  話題の中心は、やはり小泉氏だ。郵政三事業の民営化を始め、言うことが分かりやすいので人 … 続きを読む

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十字架上の死

 先週、「13日の金曜日」のなかで、イエスは十字架上で窒息死したらしいと書きました。これまで、それが通説だったわけで、私が中学生のときもそう習ったような気がします。ところが調べてみると、他にも有力な説があることに気付きま … 続きを読む

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13日の金曜日

 今日は「13日の金曜日」。ローマ・カトリックの暦のなかでは、今日がキリスト受難の日である。13日の金曜日だからではない。移動祝日である復活祭が今年はたまたま4月15日に当たり、その二日前である受難の金曜日が13日となっ … 続きを読む

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4月の雪

 十何年か前、4月に入って東京に雪が降ったことがあった。当時私は大学院の博士課程にいて、裏手はグラウンドだった。夜、研究室の窓からは、照明に照らされた一面の桜が見えた。そしてそこに、雪が積もった。  桜は、色も形も、香り … 続きを読む

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恐怖新聞

 夕方6時、一日の仕事が終わって人びとが安らぎの時間を見いだそうとする頃、事件は起きた。  インターホンに答えると、「Y新聞でーす。粗品をお持ちしましたー」。女性の声にドアを開けてみて驚いた。目の前に、大男が立っている。 … 続きを読む

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メジェゴリエの聖母のメッセージ

1981年6月24日、旧ユーゴスラビア・メジュゴリエ村で、6人の少年少女が不思議な貴婦人を見ました。後に聖母マリアであることが分かるこの貴婦人は、以来、毎日彼らに現れ、20年を経た今もそれは続いています。(小説『最後の奇 … 続きを読む

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