大いなる生命とこころの旅」カテゴリーアーカイブ

第六回 〜ルルド・ファティマ・リスボン〜 五日目

 ピレネー山嶺・フランス側のルルドから直接ファティマに向かおうとすると、バスで二日の行程。それは無理だから、一旦飛行機でパリに戻り、それから引き返してポルトガルのリスボン、そしてバスでファティマに向かう。  ルルドにカー … 続きを読む

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第六回 〜ルルド・ファティマ・リスボン〜 四日目

 この日の早朝ミサに、Aさんをお連れする。この方も、カトリックの洗礼を受けながら、三十年ほどの間、教会から離れておられた。これで、事実上の初聖体が、ツアー中に二件もあったことになる。  ところで、前回までの旅で一番たくさ … 続きを読む

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第六回 〜ルルド・ファティマ・リスボン〜 三日目

 この日の朝、早朝ミサにSさんをお連れする。彼女は、幼児洗礼を受けながら、さまざまな事情でこれまで教会に行くことができなかった。三十数年後のミサ、そして初聖体(聖変化されたパン=キリストの体を、初めていただくこと。『最後 … 続きを読む

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第六回 〜ルルド・ファティマ・リスボン〜 二日目

やむを得ず用意してきた“禁断の”クスリを用いる。これを喉に流すと、二時間ほどは少し咳を抑えることができる。エフェドリン様物質が、気管支を拡張してくれるのだ。が、その同じ物質が体にはすこぶる負担になって、下痢したり眠れなく … 続きを読む

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第六回 〜ルルド・ファティマ・リスボン〜 一日目

ルルドの旅は、毎年本当に待ち遠しい。が、今回は困ったことが起きた。直前になって、声が出なくなってしまったのだ(エッセー欄6月27日)。無理に話そうとすると、激しく咳き込む。この日が待ち遠しかった……が、まだ来てほしくはな … 続きを読む

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聖母への手紙

 ルルド・ファティマの旅まであと一週間。毎年の一番楽しみな行事になった。6月30日が近づくのが待ち遠しい。……が、同時に怖い。日本を発つまでにやっておかねばならない事が多すぎるのだ。果して間に合うのか……。  すでに旅行 … 続きを読む

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第五回 〜トゥルーズ・ルルド・パリ・ヌヴェール〜 七日目

 エール・フランスは夜便がとれたので、出発まで一日自由行動。それぞれにプランを練った皆さんは、朝食後、あっという間にいなくなる。そうして夜8時、その日の体験をそれぞれに持ち寄り、話に花が咲いた。  ヌヴェールに残った四人 … 続きを読む

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第五回 〜トゥルーズ・ルルド・パリ・ヌヴェール〜 六日目

 壮麗なノートルダム寺院のステンドグラス、パリを一望するモンマルトルの丘に建つサクレ・クール寺院を訪れた後、バスは愛徳姉妹会に向かった。  ルルドに先立つ1830年、ここの一修練女のもとに聖母マリアが現れる。聖母の指示に … 続きを読む

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第五回 〜トゥルーズ・ルルド・パリ・ヌヴェール〜 五日目

 聖女ベルナデッタは、ご出現の後、ヌヴェールの修道院に入った。そうして、病気と人間関係に苦しみ抜き、13年後に亡くなった。遺体は湿気のある地下に埋葬されたが、30年後、腐敗することなく発掘される。「ああ、イエス様。どんな … 続きを読む

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第五回 〜トゥルーズ・ルルド・パリ・ヌヴェール〜 四日目

 ルルドの水・飲み放題というぜいたくは、この日まで。朝6時、ポリ容器を持って水汲みに行くと、洞窟前では早やミサがあげられていた。見ると、われわれの仲間があちこちで参列している。ピレネーの朝は夏でも寒いが、ミサを抜け出す人 … 続きを読む

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