大いなる生命とこころの旅」カテゴリーアーカイブ

第八回 〜聖母マリアの泉(A.Cコース)〜 三日目

 朝食に降りていくと、Oさんが駆け寄ってくる。どうしたのかと話を聞くと、前日、ロウソク行列のとき、水で目を洗ったら半ば見えるようになったとのこと。彼女の左目は、長い間、ほとんど見えない状態だったのだ。 「落ち着いて、経過 … 続きを読む

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第八回 〜聖母マリアの泉(A.Cコース)〜 二日目

 トゥールーズから専用バスで、ルルドに向かう。途中、南フランスの丘の上にある美しい街サン・ベルトラン・ド・コマンジュに寄ると、たまたま日曜日のミサが終わったところ。信者の皆さんがワインとお菓子で談笑している。 「おお、お … 続きを読む

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第八回 〜聖母マリアの泉(A.Cコース)〜 一日目

 2000年に『最後の奇跡』を出したとき、一回かぎりと思って行ったヨーロッパの巡礼の旅。それが今回で5回目になる。そうして、いつの間にか、年間で一番楽しみな行事となった。  子供みたいだが、大変なときも、夏の聖地巡礼の旅 … 続きを読む

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第七回 〜タイ バンコク・カンチャナブリ〜 四日目

 この日早朝、立派なホテルを泣く泣く後にする。カンチャナブリ近くにある寺で修行する日本人僧侶アチャン・カヴェサゴ師に会うためである。  このスナンタワナラム寺は、かつては荒涼とした大地だった。そこに3人の日本人僧が10万 … 続きを読む

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第七回 〜タイ バンコク・カンチャナブリ〜 三日目

 この日、午前中に向かったのがダムヌンサドゥアック水上マーケット。ここまで来れば、実際のタイ人の生活が見れますよ、という事前の現地代理店の説明どおり、ボートのなかから運河沿いに見る光景は、生の生活そのもの。家のなかでくつ … 続きを読む

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第七回 〜タイ バンコク・カンチャナブリ〜 二日目

 エメラルド寺院は、タイに来た人が必ず訪れる名所。このエメラルド仏は、紀元前43年、北インドで造られた。三百年後、内戦を避けて像はセイロンへ渡ったが、船が難破、仏像も海中に沈む。ところが、その仏像がアンコールの海岸に打ち … 続きを読む

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第七回 〜タイ バンコク・カンチャナブリ〜 一日目

 思えば、最初の『大いなる生命と心のたび』は中国で、第二回はバリだった。その後、ルルドを始めとしたヨーロッパの聖地に行くようになり、すっかりはまってしまった私は、アジアの旅のことを忘れていた。が、それを思い出させてくれた … 続きを読む

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第六回 〜ルルド・ファティマ・リスボン〜 八日目

 成田に向かう飛行機の中、ほぼ全員がぐっすり眠っている。今回は、ルルド・ファティマという聖母出現の二大聖地が入ったので、移動も多かった。添乗員の下江さんを飲みに誘う剛の者も、今回はいない。  前の座席に「ルルドの母」こと … 続きを読む

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第六回 〜ルルド・ファティマ・リスボン〜 七日目

 午前中、ポルトガルの「谷間の真珠」といわれるオビドスを観光。バスのなかでは、ポルトガル人と結婚したという現地の日本人ガイドさんが、ポルトガルの生活事情などを説明してくれる。  今回の旅行は、これまでのどの旅行にも増して … 続きを読む

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第六回 〜ルルド・ファティマ・リスボン〜 六日目

 朝、6時半前に行ってみると、すでに何人かの人がバジリカ前で待っていた。  ミサが始まり、司祭の説教になって驚いた。壇上から「どこから来られました?」と語りかけられたのだ。慌てて「Japan」と答えたが、こんなことは日本 … 続きを読む

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