大いなる生命とこころの旅」カテゴリーアーカイブ

旅日記36

7月12日 インドに残りながら、 私の心は依然、ツアーから離れることができなかった。 飛行機はもう、チェンナイを発っただろうか……。 シンガポールに着いたころだろうか……。 チャンギ空港では、楽しんでおられるだろうか…… … 続きを読む

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旅日記35

7月11日-5 最後の豪華な夕食を、チェンナイ市内のホテルでいただいた。 あれだけ一生懸命準備をしたが、 それでもさまざまな不具合があった。 インドの旅だから、それはある程度仕方がないのかもしれない。 しかし、たくさんの … 続きを読む

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旅日記34

7月11日-4 シャンカラーチャーリヤ聖下から皆、聖なる菩提樹の実をいただき、 われわれはその場を後にした。 予定を大きく遅れている。早く昼食を済ませ、 チェンナイに向かわなければならない。 それなのに、社務所の関係者は … 続きを読む

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旅日記33

7月11日-3 「日本から来られたのですね?」 シャンカラーチャーリヤはそのようにして話し始められた。 「日本では、仏教が信じられているのですか?」 「はい、おおむね」 「仏教で一番大事なことは?」 「慈悲……でしょうか … 続きを読む

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旅日記32

7月11日-2 大聖シャンカラが、いつの時代の人物だったのか、 はっきりしたことはわかっていない。 学術的には八世紀の方であったとされるが、 確証はない。 確かなことは、大聖シャンカラこそは、まさに失われつつあった究極の … 続きを読む

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旅日記31

7月11日-1 翌朝、さらにアシュラムの責任者のご案内で、 実際に地中から盛り上がった女神像を拝礼させていただく。 最初に盛り上がったとき、徐々にその背丈が高くなっていったさまが、 写真に残されていた。 その後、聖者は別 … 続きを読む

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旅日記30

7月10日-3 今から15年ほど前、 ヴェロールの地に生まれ育った一人の若者が、神々しい女神を見た。 それと相前後して、若者の住んでいた場所近くの土地が盛り上がり、 なかからは人の背丈ほどの女神像が出現した。 女神サラス … 続きを読む

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旅日記29

7月10日-2 マハーバリプラムのもう一つの見物は、『クリシュナのバターボール』。 丘の斜面に、きわめて不安定なかたちで丸い巨岩がとどまっている。 地震でもあろうものなら、または雨や、風が吹いてすら、 簡単に転がり落ちそ … 続きを読む

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旅日記28

7月10日 マハーバリプラムの遺跡のなかでも最高の傑作は、 縦横それぞれ13メートル・29メートルの岩の壁面に描かれた大レリーフである。 そこに描かれているのは『アルジュナの苦行』。 『マハーバーラタ』の大戦争を前して、 … 続きを読む

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旅日記27

7月9日-8 知事は、式のあと、庁舎をぜひ訪問してほしいと何度か言ったが、 スケジュール的に不可能だったので、 われわれはこの日の午後、聖地マハーバリプラムへ向かった。 マハーバリプラムは、太古よりの遺跡を今に伝える聖地 … 続きを読む

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