「世界」カテゴリーアーカイブ

しばらく雨が続き、台風もきて、東京も盛大な雨となった。 薄明かりがさして、晴れてきたと思っていたらまた大雨となり、 視界がはっきりしなくなるようなことを経験すると、さすがに驚いてしまう。 そんななか、鬼怒川では川が氾濫し … 続きを読む →

小泉内閣発足時の支持率は、最も低かった朝日新聞社調べで78%、 最も高かった読売新聞社調べでは実に87.1%を記録した。 これは戦後の内閣として歴代最高であり、 あれほどのブームとなった鳩山内閣も抜けなかった。 「構造改 … 続きを読む →

小泉は組閣にあたり、派閥の推薦を受け付けなかった。 閣僚・党人事を総理・総裁が自分で決めるということは、制度上は当たり前のことだが、 しかしそれは実際のところ、政治的な天才・小泉にしかできないことだった。 つまりそれほど … 続きを読む →

小泉純一郎が国民の前に颯爽と登場したのは、 2001年、あまりも不人気であった森喜朗首相の退陣後の自民党総裁選であった。 当時、依然として自民党を半ば支配していた平成研究会（旧経世会）から、 橋本龍太郎が立つことが確定し … 続きを読む →

橋下徹さんのあまりの豹変ぶりに驚き、つい政治家ネタで何本か書いてみたが、 非常に危険な状態であることは承知している。 人にはそれぞれに自分ではどうすることもできない好き嫌いの感情があるものだが、 まして政治家の場合は利害 … 続きを読む →

“内閣総理大臣臨時代理”という職務があることを、 私は学部の学生のころ初めて知った。 1980年に行なわれた衆参同日選挙、大平正芳首相が遊説中に倒れ、 そのまま亡くなるということが起きたが、 その際、総理大臣臨時代理を務 … 続きを読む →

かつて、椎名素夫という政治家がいた。 内閣官房長官（岸内閣）、通産大臣、外務大臣（それぞれ二期）、 自民党総務会長、政調会長、副総裁を歴任し、なんといっても田中角栄の首相退陣の際、 いわゆる青天の霹靂「椎名裁定」により三 … 続きを読む →

『君子は豹変す』という。 そのとおりだと思う。 複雑多様な相対世界を多くの人びとが生きているのだから、 そのなかで立場や表現が変わるのはやむを得ないだろうし、 それを不変に保とうと思えば当然、無理がくる。 しかしその同じ … 続きを読む →

茶髪で、バラエティ番組に出て空騒ぎしているだけのように見えたこの人。 大阪府知事選の際、「絶対出ません。２万％ない！」と、断言していたのに、 その翌日には一転、知事選出馬を表明し、当選を果たした。 こんなチャラチャラした … 続きを読む →

『盛者必衰の理』 われわれの宇宙を支配するこの普遍法則は、 地上最大の権力であったローマ・カトリック教会をも例外とはしなかった。 教会は、徐々にその権威も権力も失っていき、 現在のフランシスコ一世の時代は、 ローマ法王の … 続きを読む →