キリスト教」カテゴリーアーカイブ

聖母 1

男というものはいつも、心の奥底で永遠の、女性的なるものを追い求めている。単純にいえば、自分にないものを求めている。そのことに気づいたのは、親元を離れ、中学・高校時代を寮で過ごしていたころだったように思う。 今はかなり開発 … 続きを読む

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巡礼 12

【意識の科学<Art of Meditation>】講座は、おかげさまで、すこぶる教え甲斐のある状態が続いている。(寄せられた感想のごく一部を、体験談として掲載してあるので参考にしていただきたい)  私自身、長年ヴェーダ … 続きを読む

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巡礼 11

今では恒例となった夏の聖地巡礼は、年間で最も楽しみな行事である。 去年からはしかし、楽しみな仕事がもう一つ増えた。月に一度か二度、瞑想をお教えする。それが私にとって、胸のわくわくするような体験になってしまった。 だがその … 続きを読む

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巡礼 10

帰宅した夫は状況に驚き、医者に電話した。 医者の態度はすげなかった。 「リタが歩いているって? そんな馬鹿な」 「歩いてるんじゃありません。走ってるんです!」 医者は信じなかったが、ともかくも、診察はしてみようと言った。 … 続きを読む

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巡礼 9

どうしてよいか分からない日の続くなか、ある日リタは、ファティマで聖母出現を受けたシスター・ルチアの伝記を通信販売で注文した。 ところが、本とともに送られてきたのは、「9ドル余分でした」という伝票だった。そんなはずはなかっ … 続きを読む

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巡礼 8

リタ・クラウスが修道院を出、実家に戻ったとき、医者は言った。 「薬で症状を抑えながら、まだ5年くらいは生きられるでしょう。その間、生活を楽しみなさい。周囲には、(不治の)多発性硬化症とは言わずに、小児麻痺の後遺症だと言い … 続きを読む

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巡礼 7

メジュゴリエの聖母を思うとき、私が必ず思い出すのは、ペンシルベニア州バトラー郡に住むリタ・クラウスのことである。 リタ・クラウスはかつて修道女として、人びとに仕えることを真剣に望んでいた。しかしその望みは、修道院に入って … 続きを読む

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巡礼 6

『数日後、近所の人がメジュゴリエから持ち帰ったというロザリオを届けてくれました。その村こそ、テレビで見たユーゴスラビア(現在はボスニア・ヘルツェゴビナ)の村でした。 私は聖母を信心していたわけではありませんが、ロザリオを … 続きを読む

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巡礼 5

メジュゴリエの聖母の介入した奇跡は、現代においては枚挙にいとまがないが、もう一つ、ダイジェストでご紹介する。 『5年前のある休日、息子はひどい交通事故に巻き込まれました。頸の骨が折れ、肺に穴があき、昏睡状態で、さらに肺炎 … 続きを読む

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巡礼 4

「奇跡の癒し」が起きたと称せられた後、実はほどなくして患者は亡くなっていた、というような話はよく聞くところである。 麻薬も、一旦はやめてもまた元に戻りやすい。したがって、教会当局が奇跡を認定する場合、しばしば5年とか、1 … 続きを読む

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