人生」カテゴリーアーカイブ

災害 1

アメリカでは、代々、ハリケーンには女性の名前がつけられてきた。たけり狂うハリケーンを女性になぞらえたアメリカ人のユーモアには、まったく共感できないわけではない。 だが、日本の気象官が、自らの過去を振り返りつつ、台風11号 … 続きを読む

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改革 8

いずれにしても今日中に、この国の将来を占う大きな採決がある。 廃案になった場合、もはや郵政改革は誰にもできないだろう。その間に、かなりの確率で、日本の財政は事実上、破綻する。 ガンになって初めて、あのとき煙草をやめておい … 続きを読む

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改革 7

国鉄のときと同様、郵政利権の人びとは、遠い将来、郵便料金が全国一律でなくなるかもしれない、郵便局の数が減るかもしれないと盛んに喧伝する。 かりに2017年に民営化されたとして、経営努力と財政援助をしてなお赤字が解消できな … 続きを読む

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改革 6

かつて中曽根康弘が苦心惨憺の末、国鉄民営化を行なったときも、反対者たちは言ったものだ。 国鉄が分割・民営化などされたら、東京から大阪へ行くのに切符を3枚買うようになるんですよ、そんなことになっていいんですかと。つまり、J … 続きを読む

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改革 5

では、同様にこれを葬ろうとしている民主党に、改革はできるのだろうか。 小泉内閣が発足した当時、「国民のための改革ならば、民主党はこれを支持する」と発言した鳩山民主党を私は好きだったが、そのような正論を吐く政治家は早々に代 … 続きを読む

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改革 4

小泉純一郎は、郵政の民営化こそが、国鉄改革にまさって日本経済に与える影響が大きく、どうしてもやらなければならないことを知っていた。 自民党の集票マシンである郵便局に手を着けるなど、当初は誰にも支持されなかったが、時代の波 … 続きを読む

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改革 3

日本経済の状況は、決して明るくはない。 家庭にたとえるならば、一家の主人は月に40万円ほど稼いで来るが、しかし70万円を使う生活を改めることができない。  妻は毎月毎月、苦心惨憺、どこからか30万円を借りてきて補填してい … 続きを読む

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改革 2

今日、郵政民営化論議がかまびすしい。新聞や雑誌、テレビが主として取り上げるのは、賛成派と反対派の攻防であって、法案の中身ではない。 こんな法案、成立しようが廃案になろうが国民生活には関係ないとばかりに、まるで人ごとのよう … 続きを読む

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改革 1

 権力者というものは、私利私欲に走る。それはわれわれ庶民が、それぞれに可能な範囲でそうするのと同じであるが、しかし彼らにおいては、その影響の大きさから、より大きな責任を伴うのは言うまでもない。  権力者がマスコミから称賛 … 続きを読む

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学会 9

赤髭は素早く席を立つと、出口とは逆の方向にまっすぐ歩いて行った。 反射的についていった私に、レジ前で彼は言った。 「先生、私の分、おごってくれません??」 「あ……ああ……」 私は笑って誤魔化そうとした。野菜炒め定食、二 … 続きを読む

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