人生」カテゴリーアーカイブ

瞑想録

皆さま、明けましておめでとうございます。 長い間親しんでいただきましたエッセー欄は、 本日よりブログとして再出発させていただくこととなりました。 青山圭秀の『瞑想録』。 瞑想録といえば、 パスカルやクリシュナ・ムルティと … 続きを読む

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大晦日

気の置けない友人たちと久しぶりに会うのに、思い切り遅刻をした。 “気の置けない”人びとだけあって、当然、思い切り非難されたが、心のなかでは分かってくれていて、話ははずんだ。昔の学校のこと、友人たちのこと、それぞれの現状、 … 続きを読む

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先輩 9

そんなこととはすっかり別に、何人かの方からは、この披露宴はさぞ“美女係数”が高かったことでしょうと聞かれた。 たしかにそうだった。……が、私の素朴な感覚では、“美しい人”にはそれとはまた別の基準がある。 瞑想講座やセミナ … 続きを読む

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先輩 8

「大企業」といったとき、日本においても他の先進資本主義諸国と同様、公害を垂れ流したり詐欺商法で顧客を食い物にしたりした(する)ところも実際あり、言葉としてのイメージは今一つだ。 しかし、当然のことながら、そのようではない … 続きを読む

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先輩 7

秋光君は随分出世してしまって、こういう機会でもなければ私などが接点を持つようなこともなかろうと思われたが、彼はなんと、新郎とは大学時代からの付き合いだといって私を驚かせた。やはり、この国のエスタブリッシュメントたちは、若 … 続きを読む

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先輩 6

「16期の青山圭秀さんではないですか?」 後ろから突然、そう呼びかけてくる人が出席者のなかにいた。 「17期の秋光です」 寮の一学年下に、秋光というよくできる男がいて、東大法学部に進学したのを私も覚えていた。今回の判決を … 続きを読む

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先輩 5

宴が中盤にさしかかると、皆さんは品よく名刺交換を始められた。なるほどそうか、こういうタイミングで名刺交換をするのか……などと感心していると、某企業の偉い方が近づいてきて、私にも名刺を差し出される。新郎に私の本を最初に勧め … 続きを読む

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先輩 4

ただ、私のとなりは人当たりよく品のいい大学の先生、反対側のとなりは東京交響楽団の常任指揮者である大友直人さんと夕海(ゆみ)夫人だったので、助かった。 日本人離れした容姿の夕海さんにはイギリス人の血が流れているが、実は現在 … 続きを読む

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先輩 3

そんなことを思いながら、10月29日、友人の結婚披露宴に行った。 彼ははっきり言って、これまでも、そしてこれからも日本の経済を背負って立つ人材だ。その披露宴に集まってくる人びともまた、日本の政治・経済・文化を担う人びとで … 続きを読む

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先輩 2

生命の科学アーユルヴェーダは、最も深い部分において、人の生まれもった体質や気質は生涯変わらないという。だが、かつて大木神父はよくこんなふうに言っていた。 「君たちは、この学校の教育から特に大きな影響を受けたと感じないかも … 続きを読む

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