人生」カテゴリーアーカイブ

王者

世の中には、深いご縁を感じさせる人がときどきいるものだが、 この男との出会いも忘れることができない。 K1闘士として闘い、二度の網膜剥離に苦しみ、 ときには一周りも二周りも体格の大きな相手を粉砕し、 闘い続けてきた大山峻 … 続きを読む

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縁(番外) 

通夜・告別式の日、若くて可愛らしい二人の女性をみかけたが、 それがY家のご令嬢であった。 『理性のゆらぎ』が出た前後、 まだ4歳か5歳であったEちゃんの笑顔があんまり可愛いので、 私の友人までもがとろとろに溶けていたのを … 続きを読む

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縁 4

私たちの知らないところで、何が起き、どのようにして運命が決まっていっているのか、 私たちは、まさに与り知ることができない。 それは、何十年も、何百年も前に起きたことかもしれない。 地球の裏側で“偶然”起きたことかもしれな … 続きを読む

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縁 3

告別式の朝、東京は晴れ渡り、 しかし20年ぶりともいわれる寒波が日本列島を襲っていた。 深いご縁をいただいたYさんのご尊父とはいえ、 直接は言葉を交わしたこともあまりないその方のため、 私は粛々とご冥福を祈り、おいとます … 続きを読む

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縁 2

実はここにもうひと方、不思議なご縁をいただいた方がいる。 西暦2000年、小説『最後の奇跡』を上梓して、 読者の皆さまからルルドに行きたいというご要望をいただき、聖地を訪ねることとした。 そこに一人、精悍なお顔をした青年 … 続きを読む

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五反田はゆうぽうとのすぐ前で営まれている会社を訪れると、 その方はいつも奥の方に控えめに座り、静かにしておられた。 会釈することはあっても、言葉を交わすことはほとんどなかった。 それほど、物静かな方だった。 私と深いご縁 … 続きを読む

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鬼才3

「当時、バレー部の女子は  森田派と横田派(ヒロミかヒデキかというくらい)で  盛り上がっていたものでした。  私は猫田選手が好きだったなあ……」 という女性読者もいた。 こうして、「ミュンヘンへの道」は国民的熱気に包ま … 続きを読む

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鬼才2

東大に入ると、体育の授業の最初で、体力測定がある。 それは通常の体育館ではない、 「トレーニング体育館」という変わった名前の体育館で行なわれる。 実はそこが、かつて松平康隆らがクイックや時間差攻撃、 一人時間差や移動攻撃 … 続きを読む

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鬼才1

1996年……だったと思う。 遠藤周作先生の追悼集会に出席していたときのことだ。 私が特に先生の関係者だったわけではないが、 二度にわたる対談が本にもなり、 遠藤先生の秘書の方にもずいぶんお世話になったので、 そのような … 続きを読む

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前後不覚……2

SHOさん、いつもコメントをありがとう。 『大いなる生命と心のたび』シリーズが終わったら、 SHOさんのコメントにもコメントしようとずっと思っていたのに……

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