投稿者「mariaoyama」のアーカイブ

因果10

日本人として初めてポスティングシステムに道をつけたイチローは、 最初の年に首位打者、盗塁王、新人王、MVPに輝いたばかりでなく、 大リーグのシーズン最多安打記録を打ち立て、 今年はオールスター史上初のランニングホームラン … 続きを読む

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因果9

桑田はまた、こんなことも言っている。 「20歳のとき、25歳のとき、30歳のとき、  いつ大リーグにデビューするのも人それぞれの人生。  自分の場合は、39歳でデビューするのがよかったんです」 そう言う桑田の脳裏には、 … 続きを読む

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因果8

高校時代、最後の夏の甲子園で頭に死球を当てられた水野は、 プロ入り後、最後まで才能を開花させることなく引退していったが、 当てたほうの桑田は巨人のエースへと登り詰めていった。 が、江川同様、彼には終始、悪役のイメージがつ … 続きを読む

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因果7 

高校3年間で清原とともに甲子園を沸かせた桑田は、 結局、可能な5回すべてで甲子園に出場し、 うち4回、決勝に進出、2回優勝するという離れ業を演じている。 あまり知られていないが、彼は打者としても非凡で、 甲子園における通 … 続きを読む

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因果6

桑田真澄が登場したのは、 池田高校の超強力打線が甲子園を沸き立たせていた、まさにその時代だった。 池田は、それまでの、バント・スクイズ等の小ワザを手用しながら、 小数点差を守り抜くという高校野球の常識を覆す豪快な攻撃野球 … 続きを読む

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因果5

この事件は、第一義的には、 頭のいい大人たちが一生懸命考えて作った野球協約に不備があったことが原因で、 それ自体はプロ野球機構側の責任と思われる。 江川は、この不備をいわば“ついて”しまったわけで、 そのこと自体、得策だ … 続きを読む

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因果4

「密約」で思い出される大投手といえば、 やはり江川と桑田であろう。 若い皆さんはあまりご存じないかもしれないが、 江川の才能はまさに「天才」としかいいようのないものだった。 が、どうしても巨人に入りたいと思った彼は、 そ … 続きを読む

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因果3

イチローと比べてはいけないかもしれないが、 松井の場合は、少し様子が違う。 野球協約においては、 FA宣言をする選手が他球団と事前交渉をしてはならないとされている。 しかし松井の場合、NYヤンキースと事前の交渉ができてい … 続きを読む

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因果2

五感のレベルで認識できる通常の因果律は、 科学においてはっきりと規定されるものなので、 その意味ではあまり面白みのあるものではない。 ただ、たとえば二酸化炭素排出量と温暖化の因果関係のように、 まだまだ研究途上で分からな … 続きを読む

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因果1

ものごとの因果関係には、五感のレベルではっきり認識できるものと、 そうでないものとがある。 前者は、原因と結果の無限の連鎖のなかの、 比較的粗雑な領域において見られ、 西洋自然科学が得意とする分野である。 一方、後者は、 … 続きを読む

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