投稿者「mariaoyama」のアーカイブ

五輪 9

それにしてもS猫先生はなぜ、「せいぜい」などと言ったのだろうか。 この言葉にももしかして肯定的な用法があるのだろうかと思い、 辞書をひいてみると、なんと、それがあったのだ。 せいぜいには、「たかだか」という意味のほかに、 … 続きを読む

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五輪 8

それは今から35年も前の出来事だ。 広島市の中学総体に出場する選手たちは、 土曜日の授業を途中で抜け、体育館に集められた。 そうして、校長のS先生が訓話を行なった。 「まあ、せいぜい、頑張ってきてください」 校長は確かに … 続きを読む

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五輪 7 

オグシオを見ていれば、可憐で、才能にも恵まれた二人が出会い、 互いにライバルとなり、しかし後にはペアを組み、 片方が骨折しようが、不調だろうがもう一人はその復帰を待ち続け……と、 これらすべてが運命に導かれたものであろう … 続きを読む

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五輪 6

(五輪5より続く)しかし、私にとってより興味深かったのは、 もう一組のスエマエといわれるペアのほうだ。 世界ランキング一位のペアを敵地中国で撃破し、 感激に浸るその姿は、普通とは少しだけ違って異様だった。 コートに倒れ込 … 続きを読む

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五輪 5

長い間なんのことかと思っていた「オグシオ」なるものを、 今回初めて見た。 世界の強豪を相手に、あるいは中国の観衆までも一身に敵にまわし、 健気に戦う彼女らを見ていると、 この子たちに人気がでるのも無理はないと思ってしまう … 続きを読む

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五輪 4

野口選手、土佐選手の場合は、 ほとんどの日本人が同情しているからまだいいといえるかもしれない。 同じ棄権も、 男子110メートルハードルの劉翔選手にはさらに厳しいものだった。 前回アテネで、東洋人で初めて陸上短距離で優勝 … 続きを読む

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五輪 3

帰国してまもなく見た記者会見で、 おや、と思うシーンがあった。 野口選手欠場の報とともに、図らずも 5大会連続のメダル(3大会連続金メダル)の期待を背負うことになってしまった、 土佐選手である。 この方、ドイツに住んでい … 続きを読む

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五輪 2

このような事態に図らずも陥ってしまった野口選手を非難する人は、 日本人にはいないだろう。 どこまで選手がトレーニングに耐えられるのか、 どこからが限界なのかを、 正確に予見することは誰にもできない。 しかし、それにしても … 続きを読む

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五輪 1

第16回『大いなる生命と心のたび』から帰国して、 あっと言う間に三週間が経った。 常に旅日記を書かなければと思い続けていたが、溜まりにたまった雑務にかき消され、 会員の皆さんからの個別のメールのお返事にも、こちらは楽しく … 続きを読む

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旅行3

9月13日の広島チャリティ講演の打ち合わせで、 久々に倉光誠一先生とお話しした。 いつも快活で、人を幸せにすることが天職であるような先生だ。 たまたま話題が、ネパールのオイル事情のことになった。 本来物価の安いネパールで … 続きを読む

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