投稿者「mariaoyama」のアーカイブ

旅日記33

7月11日-3 「日本から来られたのですね?」 シャンカラーチャーリヤはそのようにして話し始められた。 「日本では、仏教が信じられているのですか?」 「はい、おおむね」 「仏教で一番大事なことは?」 「慈悲……でしょうか … 続きを読む

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旅日記32

7月11日-2 大聖シャンカラが、いつの時代の人物だったのか、 はっきりしたことはわかっていない。 学術的には八世紀の方であったとされるが、 確証はない。 確かなことは、大聖シャンカラこそは、まさに失われつつあった究極の … 続きを読む

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旅日記31

7月11日-1 翌朝、さらにアシュラムの責任者のご案内で、 実際に地中から盛り上がった女神像を拝礼させていただく。 最初に盛り上がったとき、徐々にその背丈が高くなっていったさまが、 写真に残されていた。 その後、聖者は別 … 続きを読む

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旅日記30

7月10日-3 今から15年ほど前、 ヴェロールの地に生まれ育った一人の若者が、神々しい女神を見た。 それと相前後して、若者の住んでいた場所近くの土地が盛り上がり、 なかからは人の背丈ほどの女神像が出現した。 女神サラス … 続きを読む

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旅日記29

7月10日-2 マハーバリプラムのもう一つの見物は、『クリシュナのバターボール』。 丘の斜面に、きわめて不安定なかたちで丸い巨岩がとどまっている。 地震でもあろうものなら、または雨や、風が吹いてすら、 簡単に転がり落ちそ … 続きを読む

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旅日記28

7月10日 マハーバリプラムの遺跡のなかでも最高の傑作は、 縦横それぞれ13メートル・29メートルの岩の壁面に描かれた大レリーフである。 そこに描かれているのは『アルジュナの苦行』。 『マハーバーラタ』の大戦争を前して、 … 続きを読む

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旅日記27

7月9日-8 知事は、式のあと、庁舎をぜひ訪問してほしいと何度か言ったが、 スケジュール的に不可能だったので、 われわれはこの日の午後、聖地マハーバリプラムへ向かった。 マハーバリプラムは、太古よりの遺跡を今に伝える聖地 … 続きを読む

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旅日記26

7月9日-7 11組の結婚式には、郡の知事さんが列席してくださった。 若く精悍な感じの人で、式が始まる前、しばらく雑談などしていたら、 突然、二人の女性が駆け寄ってきて、激しく泣きながら何かを訴え始めた。 どうやら、母親 … 続きを読む

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旅日記25

なにかチャリティをする、人助けをするというのは、 本当に難しい面がある。 依頼の手紙の人のように、教育にお金がかかる場合、 通常は家族が借金をして払うのだろう。 ずっと以前、そのような借金を熱心に依頼され、 かなりのお金 … 続きを読む

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旅日記24

7月9日-6 今回、クマーラクディでガネーシャ寺院と、 9つの惑星の祠ができたのだが、 数年前、こんなことがあった。 このガネーシャ寺院の近くで、僧侶が恒常的にとどまり、 マントラや儀式を捧げる場所がないということだった … 続きを読む

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