投稿者「mariaoyama」のアーカイブ

インドの旅6

医師はやおら、こう語った。 「今、あなたがいるあの地域は、とにかく田舎なんですよ」 田舎・・・。 その意味ではどこもだいたい同じに思えたが、彼は顔をしかめるようにしてそう言ったのだった。 「そしてあそこには、〇〇〇〇〇が … 続きを読む

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インドの旅5

医師は言った。 「ディーパック・・さん?」 「はい」 「なんでインド人の名前がついてるんですか?」 (そ、そんな・・・そこから始まっちゃうんですか・・・) そう思いつつ、仕方ないので本に書いたような聖なる紐の儀式の話をす … 続きを読む

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インドの旅4

あまりの苦痛に、なんとか車を仕立て、最寄りの皮膚科を受診することにした。 最寄りといっても、車で1時間、街にでなければならない。 土埃の中を車が進み、揺れる度、衣服が肌にすれ、耐えがたいので、 両手で衣類をぴたりと肌に押 … 続きを読む

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インドの旅3

ここへきてとうとう食糧が底をつき、 しばらくは飢餓状態に耐えていたがそれも限界がきて、 やむを得ず、カエルやイモリを捕って食べる他なくなってきた・・・ こんな記述を、旧日本兵の手記で読んだ気がする。 幸いにして私はそこま … 続きを読む

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インドの旅2

その後、どうしているのかというお問い合わせもあると聞き、 また、セミナーのこともあるで、恐縮しつつも近況を。 現在私は南インドの山小屋でなんとか棲息している。 通信をはじめとするさまざまな不便は仕方がないにしても、 昨夜 … 続きを読む

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インドの旅

大変遅ればせながら、皆さまのお力添えをもちまして、 第22回『大いなる生命と心の旅』は、無事終了いたしました。 日本でお祈りいただいた皆さまには、心より感謝いたします。 ------------------------- … 続きを読む

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旅立ち

もうすぐ車がきて、成田に向う。 今回も、出発前日は眠ることができなかった。 が、途中で『王者』に対するイスカーナさんのコメントを読んでしまい、 ひととき笑ってしまった。 準備がすべて整ったわけではない。 しかし可能なかぎ … 続きを読む

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王者

世の中には、深いご縁を感じさせる人がときどきいるものだが、 この男との出会いも忘れることができない。 K1闘士として闘い、二度の網膜剥離に苦しみ、 ときには一周りも二周りも体格の大きな相手を粉砕し、 闘い続けてきた大山峻 … 続きを読む

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縁(番外) 

通夜・告別式の日、若くて可愛らしい二人の女性をみかけたが、 それがY家のご令嬢であった。 『理性のゆらぎ』が出た前後、 まだ4歳か5歳であったEちゃんの笑顔があんまり可愛いので、 私の友人までもがとろとろに溶けていたのを … 続きを読む

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縁 4

私たちの知らないところで、何が起き、どのようにして運命が決まっていっているのか、 私たちは、まさに与り知ることができない。 それは、何十年も、何百年も前に起きたことかもしれない。 地球の裏側で“偶然”起きたことかもしれな … 続きを読む

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