先日、ある方から突然「先生、またイタリアに行かれるのですね」と言われた。
フィリピンに行くことは、折に触れ言っていたのだが、
これが一人、二人を経て「イタリア」に変貌、
私のところまで戻ってきたことに驚くと同時に、興味深かった。
恐るべし、伝言ゲーム……。
「先生のエッセイを拝見して、フィリピンに行かれることを
知りましたが、いつ頃、行かれるのでしょうか?」
無事、帰国できるようにお祈りしてくださるという、
まことに有り難いメールであった。
明日、早朝出発します。
とりあえず、明日朝、5時台の電車に乗れるよう、
お祈りしていただかなければなりません。
初日にして、この旅、最大の難関です。
このように返信したが、そう、残念ながら……
ブログにこんなことを書いている場合ではないのである。
今からスーツケースを転がして駅に向かう。
まだ火山は爆発していない。
それに、晴れててよかった……。