4月12日(二日目)-1
今年の一月、パーンバッティという名の聖者の予言が出てきて、
そこにはこう書かれていた。
『今、おまえはサティア・サイババの許へ行こうとして、
そのために準備している。
だが、旅行においては、Break(破れ、破綻)があるだろう。
それを避けるための方法は、
シヴァ神ご自身がお書きになっている……』
それを読んだのは、旅行のチラシを印刷所に廻そうという前日のことだった。
急遽、印刷を延期して、シヴァ神による新たな予言を探してもらうことになった。
果たして、予言は出てきて……
そこには、こう書かれていた。
『“破れ”は、人びとの嫉妬によって起こるだろう。
旅行の時期を変える必要はない。
今までに行なってきたパリハーラム(処方箋)により守られるので、
結局、巡礼は実を結ぶ。
ただ、アシュラムに向かおうとするその直前、
皆とともに、プージャに与らなければならない。
その後、九日間、毎日、
わたしと女神パールヴァティにアビシェーカムとアルチャナを捧げなさい』
幕張の海は哀しげだった