旅日記31


7月11日-1
翌朝、さらにアシュラムの責任者のご案内で、
実際に地中から盛り上がった女神像を拝礼させていただく。
最初に盛り上がったとき、徐々にその背丈が高くなっていったさまが、
写真に残されていた。
その後、聖者は別のものが地中から物質化されることを予言、
帰依者らが見守るなか、その通りにリンガムが土中から出現した。
これらの聖像を、今も聖者ご自身が拝礼することで、
アシュラムの一日が始まるという。
また、聖者が一千万回のマントラを捧げたというドゥルガ女神のご像の前で、
われわれも祈らせていただいた。
前夜の黄金寺院も驚愕したが、しかしそれは人間が造ったもの。
それ以上に、これらの聖像に感動する。
この日午後、向かったカンチープラムは、
インド七大聖地の一つ。
なかでも、「愛の目を持つ女神」カーマークシ寺院は有名だ。
この寺院で儀式に与り、女神カーマークシの御神像を拝礼した後、
われわれはある小さな社務所へ向かった……
カーマクシ寺院

愛の瞳の
カーマークシ寺院

2008_07_11_7カーマクシ寺院象

象の鼻の祝福


シャンカラーチャーリヤ聖下の社務所である。
IMG_1773

社務所


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