2月から連日、朝から晩まで、
会員の皆さんと密度の濃い時間を過ごしている。
そのなかで起きてくるさまざまな事象については残念ながら公にできないので
会員向けのメルマガなどで書いていこうと思っているが、
まことに、この世界の神秘に驚く他ない。
毎月木曜日に解説している【バガヴァッド・ギーター】もまた、
まさに奇跡と神秘の書といえる。
神々の王インドラの化身であったアルジュナがなお、
相対界においては生に悩み苦しむこと自体が神秘であるが、
神が化身してその悩みを説くこともまた、神秘だ。
(もちろん、連載を開始して2カ月半が経ってなお、
旅日記が完結しないことも神秘だが……)
それはさておき、こうして聖典の文言の一つひとつを、
5千年の時と1万キロの空間を経て、
われわれが日本語で読み、味わうことができるとは、
自然界の恩寵としか思えない。
27日(木)は、【バガヴァッド・ギーター】のハートといわれる……
第二章冒頭部分からのおさらいを簡単にした後、
詩節を進んでいく。
特に今回は「(普遍の)存在」と「(現象界を司る)五感」について、
充分に認識を深めたい。