聖書


『東洋の聖書』といわれる『バガヴァッド・ギーター』。毎月の<プレマ・セミナーで解説をする度に、まさに東洋の聖書の名に恥じない聖典だと感じ入る。
受講される方も同じらしく、一回でも聞き逃したくないという方は、どうしても来られないときはテープを分けて欲しいと言われる。これまでも基本的には録音していたが、今後は是非という方にはお分けしようと思う。
今回が初めて、または久しぶりという方のために解説すると、『バガヴァッド・ギーター』は、世界最大の叙事詩『マハーバーラタ』の一部で、神々から降臨したインド帝王家の物語。
神々の化身である正義の王子たちが主人公であるが、これに対し、悪の権化である従兄弟の王子が同時期に生まれ合わせる。
人の世の常として、彼らは正義の王子らを憎み、妬み、殺害しようと何度も試みるが果たせず、最後は騙してまんまと王国から追放する。
13年後、領土を返還するという約束を果たすどころか、草木の一本も渡さないと宣言する彼らに対し、あらゆる努力のかいもなく、事態は開戦へと突き進んでいく。


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