瞑想をお教えしたある人の許には、ときどき神々と思しき方がやって来られて、
いろいろなことを教えてくださる。
彼女が最初に聞かされたのは、
『青山圭秀の本を読むように』ということだったというが、
そのとき彼女は“青山圭秀”を知らなかった。
言われたとおりに私(のことだと思うが……)の本を読み、瞑想を習いにおいでになり、
そうして“ご出現”は毎晩にも及ぶようになった。
おいでになる方には未来も見えているようで、
私も一部だけ教えていただいたが、
当初そうなるとも思えなかったその内容は結局、現実となった。
興味深いことに、その方のことが予言のなかに触れられていて、なんと……
『彼は人間である』と書かれていた。
人間が進化して神々になられ、こうしていろいろなことを教えてくださるのか、
あるいは、人間の状態であっても、未来は見えるのか……。
聖者たちは未来を見てさまざまなことをお書きになったのであるから、
後者の可能性も大いにある。