日食


ばたばたしている間に、金環日食があと10時間以内に迫ってきた。
東京では173年ぶり、次回は300年後というのだから、
皆さんはこれを観測することをお考えだと思うし、それはそれでよいと思う。
ただ、ヴェーダの観点からは、日食を見てはいけないといわれ、
できれば屋内にとどまるのがよいとされている。
日光には紫外線が含まれるため、
日光を肉眼で直接観測すると日食網膜症を引き起こし、網膜のやけどや後遺症、
失明を引き起こす可能性もあるので、
こうした危険性を避けるために昔の人びとがそのように言ったとも考えられる。
しかし、太古の聖者たちは、われわれの気づかないことに気づいていた可能性もあるので、
以下、一応、ヴェーダの示す日食の迎え方をご紹介したい。
1)日食の始まる前と終わった後、沐浴をする。
(東京では、午前6時19分と午前9時2分)
2)日食時は、できるだけものに触れない。
3)日食中は眠らない、飲食をしない、(金銭を生む)仕事をしない。
4)可能なら、寺社仏閣で儀式に与るとよい。
5)日食時に瞑想するのは……


  普段にも増して効果的。
  逆に日食時にマントラを使わなければ、マントラの力が弱まる。
  
以上、あくまでご参考までに挙げてみた。
たとえば通勤中の方はこれを実行するのは不可能だろうから、
せめて通勤途中ででも、お教えしたマントラを使って瞑想してみてほしい。
もっといろいろ書きたいが、もうそれを行なう体力も気力も残されていない。
日食の影響か??
明日のこの時間帯は、曇っていて太陽が見えづらい状態らしいが、
もしかしたらそのほうがよいのかもしれないと、私は密かに思っている。
 


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