第34回『大いなる生命とこころの旅』 ~天界と、地上の聖者に出会う8日間~

2019年8月25日(日)〜9月1日(日) 8日間



旅のお誘い

2008年、初めて皆さんとインドを訪れました。それまで、美しく、典雅なキリスト教の聖地を巡礼してきたのでインドは不安でしたが、しかし幸いにして旅行代理店に恵まれ、現地の人たちの献身に助けられ、そして何より敬虔で温和な旅の参加者に恵まれて、望外の旅を重ねることになりました。
初回の巡礼に先立ち建立・改修した寺院は、10年経ってふたたび、われわれの来訪を待って落慶の儀式を行ないます。
これと相前後して、聖者アガスティアの指示による壮大なラージャ・マータンギー・ホーマ、地上に生きる聖者たちとの謁見が予定されています。
これまでも、二度とこんな旅はできないだろうと思うことの連続でした。
今回は以前にも増して恩寵に満ちた旅になるものと、密かに確信をしています。

青山圭秀


旅のポイント

■ 謁見が予定されている、地上に生きる聖者たち

第69世シャンカラーチャーリヤ シュリ・ジャエンドラ・サラスワティ聖下
8世紀、不二一元の哲学を復興した初代シャンカラから連綿と続くシャンカラーチャーリヤの霊統を継ぐ。

聖者ナーラーヤニ
ラクシュミ・ドゥルガ・サラスワティの三女神ナーラーヤニを見、語り、体現する聖者。同じくナーラーヤニという名で呼ばれる。

聖者マハーアーナンダ・シッダ
2002年12月25日にシヴァ神が現れ、マハーデーヴァ山に住んで人びとを守護することを命じられた。爾来、水、食物も口にすることなく、日々、訪れてくる者の体を癒し、カルマを取り除く。インド18人のシッダ(覚者)に続く、19番目のシッダといわれる。


■ 2大儀式への参列

クンバ・アビシェーカム(落慶式)
2008年7月、落慶式に与った寺院で、10年目の節目にふたたび行なわれる儀式。

ラージャ・マータンギー・ホーマ
マータンギーとは、相対世界の創造者、シヴァ神の妻・女神パールヴァティの名。女神パールヴァティに捧げる、王によるホーマ。


■ ギリプラダクシナ

20世紀を代表する大聖者ラマナ・マハリシが少年の頃、徒歩でたどり着いたのは、かつてシヴァ神の光の柱であった聖山・アルナーチャラ。 この山を右手に見ながら徒歩で周囲を回ることで、シヴァ神の光が恩寵となって降り注ぐと聖者が語った。



旅程

2019年8月25日(日)
成田 - デリー - チェンナイ 
11:15成田発エアインディアにてデリーへ
17:00到着、入国後、国内線へ
20:40エアインディア国内線にてチェンナイへ
23:35着後、専用バスにてホテルへ

<チェンナイ泊>
8月26日(月)
チェンナイ - カンチープラム 
午前専用バスにてカンチープラムヘ
カイラス山に住まうシヴァ神を祀る古代建築のカイラーサナータ寺院、カンチープラム最大のエーカンバラナタール寺院を参拝
午後第69世シャンカラーチャーリヤ シュリ・ジャエンドラ・サラスワティ聖下に謁見

<カンチープラム泊>
8月27日(火)
カンチープラム - チダンバラム 
終日専用バスにてチダンバラムヘ
踊るシヴァ神のナタラージャ寺院を参拝
ラージャ・マータンギー・ホーマを開始

<チダンバラム泊>
8月28日(水)
チダンバラム - ティルヴァンナマライ 
終日クンバ・アビシェーカム
ラージャ・マータンギー・ホーマ

終了後、専用バスにてティルヴァンナマライヘ

<ティルヴァンナマライ泊>
8月29日(木)
ティルヴァンナマライ 
終日聖地ティルヴァンナマライ巡礼
千本柱のシヴァ神大寺院、ラマナアシュラム、聖者ラマハ・マハリシが瞑想された洞窟群
ギリプラダクシナ

<ティルヴァンナマライ泊>
8月30日(金)
ティルヴァンナマライ - ヴェロール 
終日専用バスにてヴェロールヘ
マハーデーヴァ・マライ巡礼、
聖者マハーアーナンダ・シッダに謁見
黄金寺院巡礼、聖者ナーラーヤニに謁見

<ヴェロール泊>
8月31日(土)
ヴェロール - チェンナイ - デリー 
終日専用バスにてチェンナイへ
チェンナイにてショッピング後、空港へ
17:00エアインディア国内線にてデリーへ
19:50着後、出国手続き
21:15エアインディアにて帰国の途へ

<機中泊>
9月1日(日)
成田 
8:45成田着、入国通関後、解散