第11回『大いなる生命と心のたび』
〜ヴェーダと仏教の交わる地 シンガポール、スリ・ランカ〜
毎回、好評をいただいております『大いなる生命と心のたび』も、先日、大きな恵みのうちに10回を終えました。
これらの聖地巡礼を通じて常に気づかされたことは、宗教はそれぞれに尊く、あらゆる宗教の向う真理が一つであることでした。
新たな時代に踏み出す第11回は、ヴェーダと仏教が美しく融合する国──シンガポールとスリ・ランカ──を訪ねます。
旅程
11月19日(土)成田→シンガポール→スリ・ランカ 空港で久しぶりにお会いする皆さん、初めてお目にかかる皆さんに青山圭秀よりご挨拶。 |
11月20日(日)キャンディ 太古の昔から仏教僧たちの修験場であったシギリア・ロックに、カシヤパ大王が壮大な城を築いたのは、今から1500年ほども昔のことです。今も謎である美女壁画が妖しく微笑むこの壮麗な遺跡に、まず単純に驚きましょう。 |
11月21日(月)キャンディ スリ・ランカで絶対に見逃せない遺跡・仏歯寺は、美しいキャンディの湖畔にあります。 |
11月22日(火)キャンディ→コロンボ ホテルにて、風味豊かなスパイスを駆使したスリ・ランカの朝食を堪能していただいた後、首都コロンボに向います。 |
11月23日(祝)コロンボ→シンガポール→成田 シンガポール・チャンギ国際空港は、アジア最大の空港。二時間の乗り継ぎ時間では、すべてのお店は廻りきれないかもしれません。 |
ご参加いただいた皆さまの感想と、青山圭秀よりのお返事(A)
わたしはお釈迦様の歯といっても、500年以上も転々としたものがはたして、実際残っているものだろうかと疑いの気持ちがありました。 |
(A)あの仏歯寺の、あの部屋に入ったときの印象を、一生の間に忘れることのできる人は、おそらくおられないと思います。 |
瞑想講座1st STAGEでは、本当に見せているのは肉体の目ではなく、本当に聞こえさせているのは肉体の耳ではなくもっと精妙な身体と教わりました。また、身体は衣服のようなものであり、土くれと同じと・・そう思っていましたので、なぜ仏歯がこれほどすごい”力”をもつのか?至福に到達されたかたは、身体が違うものに変化するのでしょうか?不思議です。 |
(A)仏像は物質ですが、神聖です。150年前、聖女ベルナデッタが肉体の衣としたのも物質ですが、その神聖さから腐敗しませんでした。普通の物質とはやはり違うのです。同じように、2500年前、仏陀が歯として使った物質は、いつまでも神聖な波動を保つのですね。 |
仏歯を祭ってあるお部屋に入れたのも 青山先生の御蔭様と皆さん言ってました。 貴重な体験をありがとうございました。m(_ _)m |
(A)それは、皆さまの功徳の賜物です。 |
今回の旅で、またまた神様から沢山のプレゼントを受け取ってしまったと実感してます。 |
(A)だから、巡礼の旅はいいんですね。 |
スリランカでは行く先々感謝の気持ちでいっぱいでした。 最終日、22日の早朝の瞑想は今までにない瞑想でした。 想念がまったく無く静かでとても安らかでした。 |
(A)特に巡礼の旅では、どんな深い体験をするようになるか、予測がつきません。聖地の力と、一緒に旅する皆さんの力が合わさるわけですから。 |
もう入れない、と思っていたヒンズー寺院に入れたこと、何より嬉しかったです。あの場所で心よりお祈りできて嬉しかったのでしょうか、その後は一時間くらいぼーっとしていました。 |
(A)そういうときに、バスのなかで私が次の解説を始めたとしても、どうか余韻に浸っていてください。 |
皆の愛がきっとスリランカの恵まれない人々に届きますように。 |
(A)きっと届いたはずです。 |
スリランカでの楽しさの反動?しわ寄せ?で(^o^;仕事で あたふた過ごしています。
そんな合間に、象さんたちのかわいいおめめを思い出す度、じ〜んとしております。 |
(A)普段触れることのできないスケールで自然に触れられるのも、旅の魅力の一つですね。 |
帰国してまだ一週間にもかかわらず、旅行が遠い昔の出来事だったか、全て夢物語だったかのような錯覚に陥っています。ふとした瞬間に、ヒンドゥ寺院での感動がよみがえってきて、再び胸がいっぱいになる時、改めてリアルな体験だったことを実感します。 |
(A)いつか、私たちのこの人生そのものが夢だったことに、私たちは気づくはずです。 |
スリ・ランカ旅行では、さまざまな出来事が凝縮されて訪れました。よく笑ったし、感動の涙も流しました。おかげさまで、期待以上に充実した、楽しい旅となりました。美しい宝石を観る機会もありましたが、旅行中の数々の想い出こそが、私にとって、かえがえのない宝石となりました。 |
(A)モノとして宝石を買った人も、買わなかった人も、皆さんそれぞれの宝石を日本に持ち帰られたと、確信しています。 |