第10回『大いなる生命と心のたび』
〜清貧の聖者と聖母を訪ねる8日間〜 イタリア
毎回ご好評をいただいているヨーロッパの聖地巡礼は、今年いよいよ「愛と清貧に生きた聖者フランシスコの地・アッシジ」、「聖家族の家・ロレート」、アドリア海の真珠「スプリット」を経て、「メジュゴリエ」に向います。
メジュゴリエは、現在、聖母マリアがご出現になっている聖地です。
旅程
6月26日 成田→ローマ 成田空港にて青山圭秀ご挨拶の後、ローマへ向います。 |
6月27日 ローマ→アッシジ 午前: |
6月28日 アッシジ→ロレート→アンコーナ 午前: |
6月29日 スプリット→メジュゴリエ 早朝、船は世界遺産の街・スプリットに到着します。 |
6月30日 メジュゴリエ 1981年、秋田の聖母マリア像が最後の涙を流された後、ユーゴスラビアの寒村メジュゴリエで6人の少年と少女が同時に聖母マリアを見ました。 |
7月1日 メジュゴリエ→ドブロブニク→ザグレブ 午前: |
7月2日 ザグレブ発 いっぱいの思い出を胸に、お土産を手に、帰国の途につきます。 |
7月3日 成田着 朝:成田空港着。 |
ご参加いただいた皆さまの感想と、青山圭秀よりのお返事(A)
昨日からようやく働いていますが、まだまだ、魂はどこかをさまよい歩いているようです。ああ、あのメジュゴリエの丘で過ごした時間は私の人生最高の至福のときかも…。ぎりぎりまで行けるかどうか分からずにいて、ずっとマリアさまにおたずねしていたんですよ。良かった! |
(A)皆さん、それぞれのドラマを経てのご参加でした。私自身も、そうでした。 |
旅行から帰って一週間経ちますが、まだまだ日常の生活に慣れず、体はこちらにありますが、心はメジュゴリエにある様な感覚です。 |
(A)その祈り、きっと聞き届けられますよ。 |
もし今回参加出来ていなければ、エッセイを見て100回くらいため息をついては遠くを見ていたと思います。 |
(A)そうなるからって、最初から言ったでしょ! |
今日は、私の誕生日。 |
(A)おめでとうございます。お若くしてそんな感慨に浸ることのできる君は、本当に幸せ者。 |
巡礼の旅に伺わせていただいて私、ほんとによかったです。その後にそう思いながら過ごすことばかり。家族も旅の話をしたらとっても喜んでくれて、嬉しい。マリアさまのお陰です。 |
(A)巡礼というと、ときどき家族の皆さんは不安があるようなのですが、いつもこうして解消されます。 |
写真を見返していたら、なんて幸せなんだと思い出に浸ってしまいました。後半にゆくにしたがって私の顔は良くなってゆくのです。体と心の中に神が入ってきてくれる隙間ができたんでしょうね。 |
(A)おかげさまで、楽しい旅になりました。「体は都会に、心は森に」。生活の極意を生きてらっしゃるお方、メジュゴリエの美女たちと再会する機会を作ります。奥様もご一緒にどうぞ。 |
旅の仲間からメールがきました。『…略…、旅から帰ったあとも、場面場面を反芻しながら、しかもその一つ一つがよく考えると人生の貴重な時間だったと感じられるような、あとからもっともっと良くなる不思議な旅なんです』 |
(A)一生の財産になってほしいと願ってます。 |
おかげさまで本当にたくさんのお恵をマリア様にいただくことができました! 求めていたものを与えられ、ハートが愛で充ちてとても温かく感じます。 |
(A)皆さん、そのようですよ。 |
言葉では言い尽くせない感謝の気持ちで一杯です。こんなに充実した巡礼の旅はあるでしょうか? 目を閉じると走馬燈のようにローマ、メジュゴリエ、ドブロブニクと思い出は尽きません。 |
(A)巡礼中、ご主人様がどんどんよくなっていっているような気が、私たちもしていました。その後、いただいた次のメール、感謝に絶えません。
昨日、大学病院で主人の血液検査に参りました。何と、数値が下がって受け持ちの先生はびっくりされました。「何か(違う)お薬を飲みましたか?」としつこく尋ねられたので「イタリアの巡礼でしょうか?」とお答えしました。「あ〜旅行に行くと言ってましたね。よかったですか?」と言われ、この非科学的の答えには応じて頂けませんでした。主人は本当に元気になっていくようです。メジュゴリエのマリア様のお取り次ぎに感謝しています。 車椅子で参加されたご主人様も奥様も、いつも周りに笑みを振りまき、私たちに勇気を与えてくださったのが、今も忘れられません。 |
メジュゴリエで石を持ち帰り、誰にあげようかというときに一番最初に思いついたのが、Sさんでした。
彼女は以前、脳梗塞をわずらった方です。 |
(A)その後、偶然私もSさんにお目にかかり、お元気な姿を拝見したのは、感動でした。 |
このツアーは奇跡のマリアツアー(マリア巡礼)といえると思います。添乗員の人選から始まって、、、。 |
(A)下江添乗員を得たこと自体、奇跡みたいなものですね。 |
今回の旅はまるで『巡礼ミステリーツァー』でしたね〜! あまりにも内的変容の多い旅だったので馴染ませるのに時間がかかりそうです。 |
(A)そうですね。私も、10日経っても、まだ余韻醒めやりません。 |
メジュゴリエの教会のマリア様が一番何か感じました。瞑想の2nd STAGEで教わったことが、今回わかった気がします。 |
(A)真理の源は、一つですからね。 |
フランチェスコさまとクララさまのところに行って、お二人の愛情豊かな日々を感じたことは、とても大きなことでした。私もそんな豊かな生活ができるようにと、祈ります。 |
(A)あのお二人に、男女の愛の理想を見るようです |
この旅行で、私は沢山の自分と会いました。美しい物の前で浮き出てきた私の自意識とか、手放したいのにしがみついてる自分に、悲しくてへこみました。でも、この旅行で、とにかく皆さんが、体力的にきついはずなのに、きれいな笑顔をみせてくれて、何度も何度も涙が出そうに……。 |
(A)本当によかったですね。自分自身と出会うことが、巡礼の最終地点です。 |
幼稚園はキリスト教だったのに、ずっとマリア様とかイエス様を感じていなかった私にとっては、今回の旅行での大きな収穫は、マリア様を実感できたことです。確かにいらっしゃって、みんなを心配してくださっているのですね。 |
(A)エッセーにも書きましたが、あのホテルの部屋は、巡礼の最後の晩を東欧でくつろいでいただきたいという、秋山さんの特別なご配慮でした。旅行会社も、現地のオペレーター(秋山さんのような)も、この旅を特別なものとして大事にしてくれるようになっています。下江添乗員にとっても年間最大の楽しみで、力が入ります。 |
今回の旅はとても濃く、深い内容の旅となり、感謝でいっぱいの気持ちです。 |
(A)スベトザール神父は絵になるんですよ、本当に。内面の充実が、隠しきれない方です。マリア様のお言葉、思いを受け取った君が、それをこれからどう実践するかは、祈りと瞑想が自然に教えてくれることと思います。 |
娘は寝る前に、毎日ロザリオを唱えることが習慣になってきました。メジュゴリエで調達したローズの香りのするロザリオで、お祈りするとすごく落ち着くんです。メジュゴリエの丘を登りながらしていただいたように、交互にお祈りを唱えると、とっても喜びます。 |
(A)ロザリオの一つひとつを、マリア様が聞いて微笑んでおられます。 |
おかげさまで今回の旅も本当に学ぶところが非常に多く、深くこころに刻まれる貴重な体験となりました。マリア様のメッセージを自分自身の体験として、ハートで受けとることができたように感じております。メジュゴリエの丘を、ロザリオを唱えながら登り、平和と愛を感じ、私は本当に満たされていました。 |
(A)聖母を訪ねる巡礼の旅のなかで、ロザリオの祈りをいつも解説はしてきましたが、あのようにご一緒に一環を唱えるというのは初めてでした。私自身も満たされました。 |
メジュゴリエからの社会復帰は、起きてる時間帯は問題無くOKなのですが、眠りにつくと瞬時におメジュに戻ってしまい、いろんなことプロセスしているようです。 |
(A)「皆さん、メジュゴリエへ帰りましょう!」「ハイッ!!」となってメジュゴリエに戻る、みたいなことを想像すると、楽しいですね。でも、聖母の光の冠のようなドブロヴニクの夜景を見たとき、とりあえず満足しようと思いました。 |
バスで夜中、移動したあの町のともしびを思い出します。 |
(A)空港目指して夜中に移動したあのバスのなかこそ、本当の巡礼だったかもしれません。教会も、祭壇もありませんでしたが、いろいろなことを感じたバス移動でしたね。 |
今回の旅は、ハプニングも全てひっくるめて、一生忘れる事のできない、本当に素晴らしく、楽しく、そして幸せな旅行だったように感じています。(ザクレブへのバス移動も、楽しかったな・・・。て、思い出しています。) |
(A)旅の欠点は、いつか終わるということです。が、3週間分楽しんでいただけたとか、代金の3倍分は楽しみましたという方もおられて、嬉しいです。 |
今回は「空」に近づいた旅となりました。マリア様の安らぎの波動をずっと感じていた気がします。聖なる御助けのマリア様、アッシジの聖フランチェスコ、サンタ・キアーラ、ロレートの教会、メジュゴリエの教会、等。ご出現の丘から眺めた夕日と、ザグレブへ向かうバスからの朝日は心に染みています。 |
(A)ザグレブの朝日、メジュゴリエの夕陽と同様、目に染みましたね。 |
本当に今回の旅行は素晴らしかったです。先生は仕事ばかりでとても大変だったと思います。帰ってゆっくり休んでくださいね。 |
(A)ありがとう。でも、年間でもっとも楽しみな行事です。 |
何度も先生の旅に参加させていただいて、ちょっとこつをつかんだのか、旅慣れたのか、帰ってから、なにか良いこと起こりそうな予感がするんです。現に旅行から帰ったら、まず最初に現実的に働くところを見つけないとと思っていたら、あっちからやって来たんです。ヴェーダじゃありませんが。びっくりしました。それから、わたしがこの旅行で思ったのは、クロアチア人になりたいということでした。はい。メジュゴリエに住みたいの。 |
(A)果報は瞑想して待て。巡礼して待つのも可。 |
新しい企画として、ホテルのランクを少し下げて、そのかわり差額で、お会いした神父様が携わっておられる孤児院等を訪ねて、子供達とお会いし何か必要なものを贈らせていただく。。。なんてどうでしょう? できれば他の人にも喜んでもらえることが企画に入っていると、より一層充実した巡礼になりそうですし、マリア様もフランチェスコも喜んでくれる気がします。 |
(A)ありがとうございます。でも、皆さんからのお金は、すでにカンボジアやインドで大変役にたてさせていただいています。 |
番外編
6月30日エッセーの巡礼(4)に掲載された写真「夕焼けの聖地」を、数日前から勝手ながら私の職場のパソコンの壁紙に入れさせてもらいました。職場で少しでも心安らかに過ごせるようにという思いを込めて・・・ |
(A)旅行中、深い祈りに沈潜していた彼女は、本当に光に包まれていたのかもしれません。 |
HPにも記載されておりましたが、同行された皆様は本当にすばらしい方ばかりですね。
ザグレブ空港にて後発で発たれた皆様からもたくさんのお礼のメッセージを頂きました。 |
(A)秋山さん、皆さんからの感謝の気持ちを、どうか受け取ってください。 |